雪印メグ、今期経常を7％下方修正、配当は10円増額

　雪印メグミルク <2270> が2月9日午前(11:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比1.8％減の181億円となった。
　併せて、通期の同利益を従来予想の215億円→200億円(前期は216億円)に7.0％下方修正し、減益率が0.7％減→7.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の82.2億円→67.2億円(前年同期は96.8億円)に18.2％減額し、減益率が15.1％減→30.6％減に拡大する計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の50円→60円(前期は40円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比25.2％減の48.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の3.7％→3.0％に悪化した。

株探ニュース