明治ＨＤ、今期経常を11％下方修正

　明治ホールディングス <2269> [東証Ｐ] が2月9日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比19.1％減の663億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の855億円→760億円(前期は939億円)に11.1％下方修正し、減益率が9.0％減→19.1％減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の600億円→620億円(前期は874億円)に3.3％上方修正し、減益率が31.4％減→29.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の415億円→320億円(前年同期は421億円)に22.8％減額し、減益率が1.4％減→23.9％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比25.8％減の224億円に減り、売上営業利益率は前年同期の10.7％→7.7％に低下した。

株探ニュース