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チーズ代替植物性食品を“チーズと言えない”のはなぜ?11月11日「チーズの日」に合わせて意見広告を掲載

配信元:PR TIMES
投稿:2024/11/11 13:48
チーズ代替となるプラントベース食品の認知度・実食率はまだまだ低い現状 大阪・関西万博でのチーズ代替食レストランの出店を生活者に向けたさらなる認知・実食の機会に

 六甲バター株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長兼CEO:塚本浩康)は、11月11日(月)のチーズの日に合わせ、「チーズと言えない植物性について」の意見広告を神戸新聞に掲載しました。



 「牛乳から1キログラムのチーズをつくるのに排出されるCO2はおよそ21キログラム」というデータ*¹があるように、チーズ業界としても脱炭素に真剣に取り組む必要があります。さらに、アフターコロナの外国人観光客の増加に伴い、日本国内でもヴィーガン向けの商品の需要が増えつつあります。こうした時代の流れの中で、チーズ代替植物性食品の存在をどう位置付けるべきか、またそれをどう呼称するのが消費者のためになるのかが慎重に議論されています。現段階では「消費者のチーズ代替植物性食品の認知度・実食率が高くないこと」「現状のチーズ代替植物性食品の味覚の問題」等から、「植物性チーズ」の呼称は現時点では時期尚早という見解となっています。
 このような現状と社会的な背景をふまえ、六甲バターでは「チーズ代替植物性食品」の一般消費者に向けた普及活動に一層取り組んでいきたいと考えています。特に、「チーズ代替植物性食品のおいしさを、チーズと遜色ないレベルまで高めること」そして、「チーズ代替植物性食品を食べる機会を提供し、認知度・実食率を高めること」を目指して、国際味覚審査機構への製品登録を行い優秀味覚賞を受賞し、大阪・関西万博では、3つ星シェフ監修のオールヴィーガンのチーズ代替食レストランを出店することとしました。以上のような活動の報告と、生活者の皆さまと一緒においしいチーズの未来を考えていきたいという想いの発信の最適なタイミングとして、11月11日のチーズの日に向けて神戸新聞に30段の意見広告を掲載いたしました。


<六甲バター株式会社 代表取締役社長兼CEO塚本浩康 コメント>
 近年、世界中で、あらゆる業界においてCO2排出量削減に向けての努力がなされています。チーズ業界も例外ではなく、世界中の様々なメーカーがチーズ代替植物性食品の開発に取り組み、発売しています。また、こうした「食の持続性」に加え、「食の多様性」への対応(食の選択肢の増加)も社会的な要請として高まっており、有効な対応策として植物性食品が注目されている状況です。しかしながら、実際に店頭で商品を見たことがある方、さらには購入して食べたことがある方はまだ少なく、マイナーな食品に留まってしまっています。
 たしかに「チーズ代替植物性食品」は一般的に馴染みの薄い食品であり、手を出しにくい面があることは否めません。しかし、チーズに「食の持続性・多様性」に対応した商品を加え、普及していくことは、チーズメーカーとしての責務であると考えています。
 そして普及のためには、なんとなく手を出しにくいという意識を変えていただくべく、まずはお客様に関心をもっていただくことが必要と考えました。本広告はこの目的のために、あえて「チーズと言えない植物性について」という刺激的なタイトルで一石を投じました。チーズ代替植物性食品とは、お客様のためになる商品であること、未来のためになる商品であることをお客様に知っていただければと願っています。そして、実際に一度食べていただき、「これもいいね!」「これもチーズだね!」と多くの人が認めてくださり、いつか“普通にチーズの1つだね”と受容してくださるようになることを目指してまいります。
 最後に、六甲バターといたしましては、ナチュラルチーズ・プロセスチーズをこれからもおいしく楽しめる社会にしていくためにも、環境や多様性に配慮したチーズ代替植物性食品の普及に取り組んでいきたいと考えています。弊社の今回の意見広告と万博へのチーズ代替食レストランの出店が、皆さまにとって、チーズ食品及び“いまはまだチーズと言えない植物性”についての理解を深めていただく一助となり、これからもチーズ文化を楽しみ続けていただくためのきっかけとなれば幸いです。


<新聞広告全文>
チーズと言えない植物性について
 1キログラムのチーズをつくるのに排出されるCO2は、およそ21キログラムとも言われています*¹。チーズ業界としても、脱炭素に取り組まなければならない今、私たちQBBがトライしているのは、もうひとつの選択肢として「植物性のチーズ代替食品をつくること」。それも、ただつくるだけじゃなく、みんなが心からおいしいと思えるものをつくることです。おいしさという品質を何よりも大切にしてきたQBBは、今年、国際味覚審査機構から、植物性チーズ食品として日本で初めて、優秀味覚賞を授与されました。でも、今はまだ、業界としての取り決めもあって、チーズと呼ぶことはできません。しかし、おいしさの力で「これもチーズ!」と、みんなに認めてもらいたい。さらに、ふたたび日本に外国人が訪れるようになり、多様性に配慮した食のあり方が問われているからこそ、チーズのおいしさを、だれもが楽しめるようにすることで、サステナブルと多様性を両立する食文化に貢献していきたい。そんな想いから、2025年の大阪・関西万博では、環境にも人にもやさしい、オールヴィーガンのチーズ代替食レストラン「QBBこれもいいキッチン」を出店します。チーズと言えるおいしさかどうか、あなたもぜひ、万博のレストランで確かめてみてください。
明日、11月11日はチーズの日。*
(*この新聞広告は11月10日神戸新聞に掲載されました)

<万博出店レストラン情報>

※画像はイメージです。


 「QBBこれもいいキッチン」は、植物性素材だけ*²でつくった未来の定番メニューを提供するフードコートレストランです。ALL植物性*²なのに、食べごたえ満点、チーズメーカーならではのとろけるおいしさを満喫いただけます。そのおいしさで、これまであまり植物性食品に縁がなかった方にも「これもいい!」と思っていただけるはずです。こだわりのおいしさによって、植物性食品のさらなる普及・定着の起点となることを目指します。食を何より大切なものと考える文化を誇る「食いだおれの街」大阪で開催される万博から、新たな植物性食文化を世界に発信したいと願っております。





・店舗名:「QBB これもいいキッチン」https://expo2025.qbb.co.jp
・営業期間:2025年4月13日(日)~2025年10月13日(月)
・開催場所:大阪 夢洲(ゆめしま)大阪ヘルスケアパビリオン内 ミライの食と文化ゾーン


<商品情報>
Q・B・B PLANT MADE(R)
 メニューに使用している「Q・B・B PLANT MADE(R)」*³は、環境に優しくサステナブルなチーズ代替植物性食品のブランドです。「チーズ好きのための植物性」を掲げ、植物性の原材料のみでつくられているにも関わらず*²、チーズ好きのお客様にもご満足いただけるよう、おいしさにこだわって開発しています。また、同商品は、2024年ITI(International Taste Institute:国際味覚審査機構)において、優秀味覚賞に選ばれました。味覚で審査される同機構において、プラントベースフードの優秀味覚賞の受賞はまだ少なく、チーズ様食品では日本初の受賞となります。

ブランドの第1弾商品である「Pシュレッド」の特長は3点あります。
1.植物性素材の中でもコクが出やすいアーモンドを使用することで、チーズのような濃厚な味わいを再現。香りのバランスにもこだわりました。
2.加熱時にチーズのようにとろけます。満足感を感じる、とろーり食感をお楽しみいただけます。
3.チーズのような味わいを再現しつつも、植物性由来の後味の軽やかさを感じられます。





商品名:Pシュレッド150g

内容量:150g

希望小売価格:オープン価格

賞味期間:180日




OATSIDE
ドリンク・デザートメニューに使用している「OATSIDE」は、厳選されたオーツ麦を使用し、濃厚で香ばしい味わいに定評があるオーツミルクブランド。焙煎加工したオーツ麦を使用し、酵素処理を施すことで、オーツ麦由来の甘みと香ばしさを最大限に引き出しています。乳糖不耐症の方にも安心して飲んでいただける植物性ミルク*⁴です。




商品名:オーツミルク バリスタブレンド

内容量:1L

希望小売価格:オープン価格

賞味期間:輸入後10か月



※1 出典:OurWorldinData.org
※2 食塩・香料製剤は植物由来ではありません。ただし動物由来のものは一切含みません。
※3 QBB PLANT MADEとは? https://www.qbb.co.jp/lp/plantmade
※4 牛乳や乳飲料ではありません。


<会社情報>


会社名 : 六甲バター株式会社
代表者 : 代表取締役会長 三宅宏和
      代表取締役社長兼CEO 塚本浩康
所在地 : 神戸市中央区坂口通一丁目3番13号
設立  : 1948年12月13日
事業内容: チーズ、乳等を主要原料とする食品、及び油脂加工食品の製造販売。ナッツ・マーガリン等の販売。
TEL:078-231-4681(代表) 
FAX:078-231-4678
公式HP:https://www.qbb.co.jp/

配信元: PR TIMES
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