シベール、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も無配転落

　シベール <2228> [ＪＱ] が6月29日大引け後(15:00)に決算を発表。18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の経常損益(非連結)は1億2900万円の赤字(前年同期は9900万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の3000万円の黒字→1億0700万円の赤字(前期は1億1700万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の経常損益も従来予想の1億5500万円の黒字→1800万円の黒字(前年同期は300万円の赤字)に88.4％減額した計算になる。

　業績悪化に伴い、従来15円を計画していた期末一括配当を見送り、無配転落(前期は15円)とする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の経常損益は400万円の赤字(前年同一期間は1500万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同一期間の1.9％→-1.6％に大幅悪化した。

株探ニュース