693円
アイ・ケイ・ケイホールディングスのニュース
■HEROZ <4382> 1,149円 (+150円、+15.0%) ストップ高
東証プライムの上昇率3位。HEROZ <4382> [東証P]が連日ストップ高。前週末9日に持ち分法適用関連会社のバリオセキュア <4494> [東証S]を連結子会社化すると発表しており、これを好感した買いが続いたようだ。両社は昨年に資本・業務提携を結んでいるが、より踏み込んだ提携関係の構築に向けて今回改めて資本・業務提携を結ぶ。これに伴う増資引き受けによって、HEROZのバリオ株の議決権割合は従来持ち分とあわせて42.88%となる予定。役員派遣などを行うことで、実質支配力基準によりバリオを子会社化する。同時に発表した第1四半期(5-7月)決算は、売上高が前年同期比5.8%増の3億7500万円、営業利益が同56.4%増の1400万円だった。あわせて、バリオの子会社化に伴い第2四半期決算から連結決算へ移行することを発表。23年4月期連結業績予想の開示も行い、売上高を31億円、営業利益以下を未定とした。
■スマレジ <4431> 1,355円 (+143円、+11.8%)
スマレジ <4431> [東証G]が3連騰。同社は12日取引終了後、23年4月期第1四半期(5-7月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比19.8%減の1億8600万円となったものの、通期計画6億5100万円に対する進捗率が28.6%となっていることが好感されたようだ。サービスの拡大や開発力強化に向けた積極的な採用活動で人件費が増加したほか、広告宣伝費などセールス&マーケティング投資により販管費が増加したことが利益面に影響した。一方、クラウドPOSレジ「スマレジ」の登録店舗数が順調に伸びていることを背景に、売上高は同33.6%増の12億2800万円で着地した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。
■正栄食 <8079> 4,435円 (+455円、+11.4%)
東証プライムの上昇率5位。正栄食品工業 <8079> [東証P]が3日ぶりに急反騰し年初来高値を更新した。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(21年11月-22年7月)連結決算は、営業利益が35億8100万円(前年同期比3.1%減)と減益となったものの、通期予想を上回って着地したことが好感された。売上高は776億3900万円となった。会計基準の変更に伴い売上高の対前年増減率はないものの、日本での乾果実類や製菓原材料類の販売が好調に推移した。ただ、米国事業の利益が好調に推移する一方、過去数年間積極的に行ってきた新工場建設に係る減価償却費の増加や原料価格上昇などにより日本国内の利益が減益となり、営業利益は減益だった。なお、為替差益の計上などが寄与し、純利益は26億500万円(同5.0%増)と増益に転じた。なお、22年10月期通期業績予想は、売上高1000億円、営業利益35億円(前期比16.3%減)、純利益24億円(同13.9%減)の従来見通しを据え置いている。
■東日システム <3316> 556円 (+55円、+11.0%)
東京日産コンピュータシステム <3316> [東証S]が続急騰。12日の取引終了後、株主優待を実施すると発表したことが好感された。22年9月30日時点の株主に対して一律でクオカード500円分を贈呈するとしている。
■学情 <2301> 1,335円 (+120円、+9.9%)
東証プライムの上昇率6位。学情 <2301> [東証P]が4日続急伸し年初来高値を更新した。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(21年11月-22年7月)連結決算は、売上高41億4400万円、営業利益5億1700万円、純利益5億9000万円だった。会計基準の変更に伴い対前年増減率はないものの、会社側によると17.5%増収、17.2%営業増益になったとしており、これが好感されたようだ。コロナ禍で採用を中止・縮小していた企業の採用再開・採用人数の増加が加速していることに加えて、テレビCMなどの広告宣伝投資も奏功し「Re就活」「あさがくナビ」などWebメディア事業が好調だった。また、リアルでコミュニケーションを図る機会のニーズが急回復したことで、「就職博」などイベント事業も伸長した。なお、22年10月期通期業績予想は、売上高64億円、営業利益15億9000万円、純利益11億6000万円の従来見通しを据え置いている。
■アイケイケイ <2198> 664円 (+41円、+6.6%)
アイ・ケイ・ケイホールディングス <2198> [東証P]が4日続急伸。12日の取引終了後に22年10月期第3四半期累計(21年11月-22年7月)の決算を発表。営業損益が前年同期の赤字から10億3400万円の黒字に転換しており、これが好感されたようだ。売上高も前年同期比70.3%増の132億8500万円と好調だった。挙式や披露宴の延期が減少し、施行組数が順調に回復したことが寄与した。
■JMHD <3539> 1,687円 (+97円、+6.1%)
JMホールディングス <3539> [東証P]が続急伸。寄り付きから大口の買いを集め、8月末以来の1600円台乗せを果たした。関東圏でスーパーマーケットを展開するが足もとの業績は好調に推移している。12日取引終了後に発表した23年7月期の業績予想は営業利益が前期比8%増の72億円を予想、20年7月期以来3期ぶりに過去最高を更新する見通し。好業績を背景に株主還元にも前向きで、前期の年間配当を従来計画に5円上乗せの35円(前々期実績は30円)としたほか、今期は更に5円増配の40円を計画している。これを評価する買いを呼び込んだ。
■任天堂 <7974> 62,210円 (+3,250円、+5.5%)
任天堂 <7974> [東証P]が続急伸。同社は12日、9月9日に発売したニンテンドースイッチ向けソフト「スプラトゥーン3」の国内販売本数が、発売後3日間として過去最高の345万本を突破したと発表しており、これが好感された。「スプラトゥーン」シリーズは、ヒトの姿に変身する不思議なイカを操作するアクションシューティングゲームで、4対4のチームに分かれて3分間で地面を塗った面積で勝敗を決める「ナワバリバトル」が特徴。最新作となる「スプラトゥーン3」では、シリーズの基本的なルールを踏襲しつつ、新たなブキやスペシャルウェポン、アクションなどを追加。また「ナワバリバトル」のほかに、多彩なギミックが待ち受けるステージを攻略していく1人用の「ヒーローモード」や、最大4人で協力して遊ぶ「サーモンラン」など、バリエーションに富んだモードを楽しむことができるという。
■コスモスイニ <8844> 457円 (+23円、+5.3%)
コスモスイニシア <8844> [東証S]が4日続急伸。政府は水際対策の緩和に動き出しており、今月7日から1日当たりの入国者数の上限を従来比3万人増となる5万人に引き上げたが、直近ではこの上限を撤廃する調整に入ったことが伝えられている。10月までに判断する方針とされ、インバウンド関連株の物色人気を後押ししている。そうしたなか、不動産ビジネスを展開する同社は首都圏を軸にマンション開発・販売を手掛けるほか、外国人観光客の長期滞在向けアパートメントホテルなども展開していることで、水際対策緩和の恩恵が大きいとの見方が投資資金を誘導したもようだ。
■ツナグGHD <6551> 334円 (+16円、+5.0%)
ツナググループ・ホールディングス <6551> [東証S]が4日続急伸。12日の取引終了後、未定としていた22年9月期の配当予想について、期末一括5円(前期無配)を実施すると発表したことが好感された。なお、3期ぶりの復配となる。
■石垣食 <2901> 151円 (+7円、+4.9%)
石垣食品 <2901> [東証S]が大幅反発。低位株の強みを存分に発揮、商い急増のなか一時14.6%高の165円まで駆け上がる場面があった。売買高は取引開始15分弱で50万株を超えた。同社は前日12日取引終了後に新型コロナウイルスの研究用抗原検査キットの販売事業を開始することを発表、これを材料視する形で短期資金が集結した。同社は東証スタンダード市場の上場基準に流通時価総額が抵触しているが、会社側では改善計画書に23年3月期の黒字化とそれを達成するためにM&Aや新規事業参入の検討を行うことを記載している。今回の新型コロナ抗原検査キットの販売事業はその一環として打ち出している。
■GRCS <9250> 3,560円 (+160円、+4.7%)
GRCS <9250> [東証G]が大幅高で3日続伸。12日の取引終了後、米OneTrust社(ジョージア州)のデータプライバシープラットフォーム「OneTrust」の導入・運用支援サービスで、これまで一部の顧客に提供していたプライバシー評価自動化及びデータマッピング(個人情報統合管理台帳)、統合同意管理モジュールなどの導入・運用支援サービスの本格展開を開始したと発表しており、これを好感した買いが入った。同社はOneTrust社の日本における初めてのコンサルティングパートナーとして同サービスを提供しているが、今回のサービス拡充により、各国・地域の個人情報保護規制へのコンプライアンス対応やリスク評価、データ管理及び可視化を実現し、各企業の要件やニーズにあわせた導入・運用を支援するとしている。
■アエリア <3758> 460円 (+20円、+4.6%)
アエリア <3758> [東証S]が大幅高で4日続伸。12日の取引終了後、子会社サイバードがアニメ関連のキャラクターグッズ販売などを行うアニメイト(東京都板橋区)とゲーム事業領域における共同事業を推進することで合意したと発表しており、これが好感された。サイバードの「IP開発力」「ゲーム・デジタルコンテンツ開発力」と、国内外で店舗を展開するアニメイトの「顧客接点」やパソコン&スマホブラウザゲームのストア「アニメイトゲームス」をはじめとしたデジタルプラットフォーム展開など、双方の強みを生かした協業により、ゲーム事業領域での更なる進化を目指すという。また、子会社エクスフィットが、ニンテンドースイッチ向けフィットネスゲームソフト「フィットネスランナー」を11月24日に発売すると発表したことも好材料視されているようだ。同ゲームは、フィットネスクラブ「ティップネス」を運営するティップネス(東京都千代田区)が全面監修し、同ソフトのために考案した45種目のトレーニングを収録。お手本通りに体を動かすだけで、手軽に本格的なトレーニングを楽しめるという。
※13日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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