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注目銘柄ダイジェスト(前場):アシックス、東エレク、HENNGEなど

配信元:フィスコ
投稿:2024/02/13 11:47
*11:47JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アシックス、東エレク、HENNGEなど IHI<7013>:3021円(+216円)
大幅続伸。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は532億円で前年同期比69.5%増となり、市場コンセンサスを200億円程度上回っている。第3四半期累計営業損益は1038億円の赤字となり、据え置きの通期予想800億円の赤字から、赤字幅の縮小が想定される状況ともなっているようだ。また、防衛向け受注高は今後も高水準が続くとみられることなども期待材料視されているもよう。


マツダ<7261>:1770円(-143.5円)
大幅続落。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は706億円で前年同期比30.2%増となったが、市場予想は70億円程度下振れる着地に。80億円程度の品質費用が発生しており、こうした一過性費用がなければ想定線ではあったとみられる。通期計画の2500億円、前期比76.1%増は据え置き。株価が高値圏にあり、今後の円高反転も意識される中、一過性要因とはいえ、下振れ決算を受けて手仕舞い売りが先行する形に。


アシックス<7936>:5480円(+700円)
ストップ高。先週末に23年12月期の決算を発表、営業利益は542億円で前期比59.4%増となり、市場予想をやや上振れる着地になっている。一方、24年12月期は580億円で同7.0%増の見通しで、600億円超のコンセンサスには未達。ただ、売上・コストともに保守的な見通しとの見方が優勢に。発行済み株式数の2.2%、150億円を上限とする自社株買いの実施発表、1月の売上速報値などもポジティブ材料と捉えられている。


KOKUSAI<6525>:4555円(+455円)
大幅反発。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は107億円で前年同期比31.2%減となったが、前四半期比では13.9%増となり、順調な回復軌道をたどる形になっている。市場コンセンサスも25億円ほど上振れている。また、受注高も計画通りに回復し、第2四半期のボトムが確認される状況でもあるようだ。25年3月期の装置売上はWFEを上回る成長を想定ともしている。


東エレク<8035>:33100円(+3345円)
大幅続伸。先週末に第3四半期の決算を発表、10-12月期営業利益は1325億円で前年同期比15.4%増となり、市場コンセンサスを250億円程度上振れている。また、通期予想は従来の4010億円から4450億円、前期比28.0%減にまで上方修正。コンセンサスを300億円程度上回る水準。想定以上の好決算としてポジティブな反応が優勢に。また、WFE市場の見方として、2023年は950億ドルとなり、従来見通し850-900億円ドルを上回ったとみている。


HENNGE<4475>:1463円(+300円)
ストップ高を付け、昨年来高値を更新している。24年9月期第1四半期(23年10-12月)の営業利益を前年同期比309.4%増の3.85億円と発表している。販売パートナーとの連携強化を目的としたイベントや顧客獲得のための共同イベントなどを実施した結果、主力のクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」が伸長し、大幅増益を牽引した。通期予想は前期比33.5%増の9.45億円で据え置いた。進捗率は40.7%に達している。


博展<2173>:1047円 カ -
ストップ高買い気配。23年12月期の営業利益予想を従来の6.90億円から10.27億円(前期実績7.39億円)に上方修正している。追加受注による案件単価の上昇と外注費の抑制などによるコスト管理の結果、利益が上振れる見込みとなった。特に複数の大型案件の利益率改善効果が高かったという。併せて期末配当予想を従来の20.00円から27.00円(前期末実績10.00円)に増額修正している。


コラントッテ<7792>:925円(+105円)
大幅に続伸。24年9月期の営業利益予想を従来の10.60億円から12.50億円(前期実績10.17億円)に上方修正している。新製品の市場投入やクリスマスなどのギフト需要への施策やキャンペーン施策を受け、インバウンドの増加などが想定以上に好調に推移しているため。また、テレビCMやイベントの開催などでブランド認知度が向上し、国内の自社サイトやECモールの自社店舗、直営店も好調に推移しているという。 <ST>
配信元: フィスコ
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