決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … くら寿司、アイル、フリービット (9月8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の9月7日から8日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　フリービット <3843>
　24年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の16.2億円に急拡大し、通期計画の45億円に対する進捗率は36.1％に達し、5年平均の18.1％も上回った。

★No.2　アイル <3854>
　23年7月期の連結経常利益は前の期比68.4％増の35.7億円に拡大し、24年7月期も前期比12.7％増の40.2億円に伸びを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　アルトナー <2163>
　24年1月期第2四半期累計(2-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比27.6％増の8.8億円に伸び、通期計画の13.2億円に対する進捗率は66.4％に達し、5年平均の53.1％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3843> フリービット 　東Ｐ 　 +21.68 　　9/ 8　　　1Q　　　109.96
<3854> アイル 　　　　東Ｐ 　 +13.60 　　9/ 8　本決算　　　 12.74
<2163> アルトナー 　　東Ｐ　　 +8.45 　　9/ 8　　上期　　　 27.64
<2695> くら寿司 　　　東Ｐ　　 +6.37 　　9/ 8　　　3Q　　　　赤転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース