サンキャピタルは朝高スタートも値を消す、１８年３月期業績予想を上方修正

　燦キャピタルマネージメント<2134.T>が冴えない。１４日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を５億１５００万円から６億７４００万円（前期比２．３倍）へ、営業損益を５７００万円から２億１８００万円（前期２億４９００万円の赤字）へ上方修正したことから朝高でスタートしたが、前日に一時７円高するなどしたことから、すぐに利益確定の動きから値を消す展開となっている。

　孫会社ラ・ベリータが関係する千葉県大多喜町での太陽光発電事業にかかる報酬２億円を計上したことに加えて、国内不動産事業が堅調に推移していることが上方修正の主な要因としている。

　なお、同時に発表した第１四半期（４～６月）決算は、売上高３億３７００万円（前年同期比５．０倍）、営業利益２億２２００万円（前年同期３５００万円の赤字）、純利益２億６７００万円（同３９００万円の赤字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）