フィードワンが３日ぶり反発、コスト改善奏功し１７年３月期営業利益・配当予想を上方修正

　フィード・ワン<2060.T>が３日ぶりに反発している。前週末１７日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、営業利益を４０億円から４５億円（前期比２８．９％増）へ、純利益を２８億円から３６億円（同５６．０％増）へ上方修正したことが好感されている。

　飼料事業で、原料価格の低下により畜産配合飼料の販売価格が当初予想より低く推移したため、売上高は２３７０億円から２０６０億円（前期比１０．０％減）へ下方修正したが、継続的なコスト改善努力と新製品の販売などが寄与し、利益面では計画を上回りそうだとしている。

　また、業績予想の修正に伴い、期末配当予想を従来の３円から１円５０銭増額し４円５０銭にするとあわせて発表しており、これも好材料視されているようだ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）