2,853円
昭和産業のニュース
■三協立山 <5932> 688円 (+25円、+3.8%)
三協立山 <5932> [東証P]が大幅高で4日続伸。今年1月末につけた688円の戻り高値にツラ合わせとなり、新波動入りを目前に捉えている。アルミ建材大手で住宅用やビル用での実績が高い。資材価格の上昇も、製品価格への転嫁が利いている。23年5月期業績予想については営業利益段階で期初見通しの50億円から37億円に減額しているが、株価面には織り込みが進んでおり、時価予想PERは10倍前後と依然として割安感がある。なお、今期年間配当は前期比5円増配となる20円を計画し、3%近い配当利回りを維持しているが、PBRは0.25倍程度で、会社解散価値の実に4分の1まで売り込まれた株価水準で水準訂正余地が意識されたようだ。
■トクヤマ <4043> 2,161円 (+78円、+3.7%)
トクヤマ <4043> [東証P]が大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は22日、同社株のレーティングの「オーバーウエイト」を継続するとともに、目標株価を3100円から3900円に引き上げた。原燃料の石炭安を要因に24年3月期の業績予想を増額修正した。具体的には23年3月期の連結営業利益は会社予想で前期比26.6%減の180億円の見通しだが、同証券では24年3月期は今期推定比91.7%増の345億円(従来予想は310億円)へ急回復すると見込んでいる。
■荏原 <6361> 5,650円 (+200円、+3.7%)
荏原製作所 <6361> [東証P]が大幅高で3日ぶりに反発。同社は24日、世界で初めて水素発電向け液体水素昇圧ポンプの開発に成功したと発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。この製品は、水素発電ガスタービンへの水素供給に必要となるもの。マイナス253度の液体水素を扱える大容量かつ発電用に高圧化したポンプは、技術的な難易度が高いため現在は市場に存在していないが、同社は強みを持つ高圧遠心ポンプと極低温の技術をベースに、世界初の液体水素燃料供給用ポンプとして23年内に市場投入を予定しているという。
■神戸物産 <3038> 3,710円 (+120円、+3.3%)
神戸物産 <3038> [東証P]が大幅高。22日の取引終了後に発表した1月度単独業績で、営業利益が前年同月比6.1%減となったものの、前月の同14.9%減と比べ減益幅が縮小しており、これが好感された。売上高は同10.5%増だった。新規出店2店舗があったことで店舗数が1012店舗となり、前年同月に比べ56店舗増加したことが寄与した。商品別では、引き続き利便性の高い冷凍野菜や飲食店などで使用される業者向け商材の出荷が増加した。
■モリタHD <6455> 1,218円 (+37円、+3.1%)
モリタホールディングス <6455> [東証P]が大幅反発。22日の取引終了後、EVモーターズ・ジャパン(北九州市若松区)が実施する第三者割当増資の一部を引き受けるとともに、業務提携契約を締結すると発表したことが好感された。EVモーターズは、バスやトラック、トライクなどの商用電気自動車(EV)に特化した開発・製造・販売を行っており、今回の資本・業務提携により消防車両に適した独自のEVシャシを共同開発するのが狙い。出資額は2億円でEVモーターズが新たに発行するC種優先株式40株を取得する。なお、同件による23年3月期業績への影響は軽微としている。
■三井不 <8801> 2,536.5円 (+62.5円、+2.5%)
三井不動産 <8801> [東証P]が反発。そのほか、三菱地所 <8802> [東証P]、住友不動産 <8830> [東証P]など不動産株が高かった。次期日銀総裁候補の植田和男氏が24日、衆議院での所信聴取に臨み、現在の金融緩和策を継続する方針を示した。これを受け、日銀が早期緩和修正に動くとの警戒感が和らぎ、金利上昇懸念が後退したことから、不動産株に買い安心感が広がったようだ。
■昭和産 <2004> 2,541円 (+60円、+2.4%)
昭和産業 <2004> [東証P]が反発。24日午後1時ごろ、23年3月期の連結業績予想について、最終利益を32億円から70億円(前期比74.7%増)へ上方修正したことが好感された。埼玉県上尾市に保有する賃貸用不動産を譲渡するのに伴い、第4四半期に固定資産譲渡益約50億円を特別利益として計上する見込みであることが要因としている。なお、売上高3380億円(同17.5%増)、営業利益40億円(同28.1%減)は従来見通しを据え置いている。
■日経レバ <1570> 14,055円 (+320円、+2.3%)
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [東証E]が3日ぶりに反発。祝日前の一昨日22日に急落しフシ目の1万4000円台を割り込んだが、24日は寄り後に次第高の展開で再び大台回復となった。24日朝方に衆院で開かれた次期日銀総裁候補の植田和男氏への所信聴取で、植田氏は現在行っている金融緩和策は適切であるとの認識を示し、これを継続する姿勢を示したことで、全般買い安心感が広がった。「イベントドリブン戦略で空売りポジションをとっていた向きが買い戻しを入れた」(中堅証券ストラテジスト)ことから、日経平均の戻り足が強まり一時360円あまりの上昇で前営業日の下げ分を取り戻す場面があった。日経レバは日経平均に連動するように組成されたETFで価格変動率が2倍に設定されていることから、個人投資家を中心とした短期資金の売り買いが活発化したようだ。
■SHOEI <7839> 5,120円 (+90円、+1.8%)
SHOEI <7839> [東証P]が反発。22日の取引終了後、3月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、好材料視された。投資単位の水準を引き下げることで投資家層の更なる拡大を図り、株式の流動性を高めることが目的という。効力発生日は4月1日。
■あいちFG <7389> 2,440円 (+42円、+1.8%)
あいちフィナンシャルグループ <7389> [東証P]が反発。22日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を20万株(発行済み株数の0.41%)、または5億円としており、取得期間は3月1日から24日まで。株式報酬の支払いに備えるためとしている。
■ワークマン <7564> 5,700円 (+90円、+1.6%)
ワークマン <7564> [東証S]が続伸。同社は作業服大手だが、一般客向けカジュアル衣料品店「ワークマンプラス」の2018年の出店開始を皮切りに、女性向け店舗「#ワークマン女子」、靴専門店「ワークマンシューズ」を展開するなど業態を広げてきた。こうしたなか、ファッション性を高めた新業態「ワークマンカラーズ」を立ち上げ、アパレル業界に本格参入することが直近明らかとなっており、今後の更なる業容拡大に対する期待が高まったようだ。
■バンナムHD <7832> 8,534円 (+113円、+1.3%)
バンダイナムコホールディングス <7832> [東証P]が7日ぶりに反発。傘下のバンダイナムコエンターテインメントとKADOKAWA <9468> [東証P]グループのフロム・ソフトウェアが22日の取引終了後、両社が共同開発するアクションRPG「ELDEN RING(エルデンリング)」の世界累計出荷本数が2000万本を突破したと発表しており、好材料視された。「ELDEN RING」は、多彩なシチュエーションを持つ広大な世界で自由度の高い冒険を楽しめるアクションRPG。なお、同ゲームは海外販売元がバンダイナムコエンターテインメントで、国内販売元がフロム・ソフトウェアとなっている。
■東洋紡 <3101> 1,060円 (+14円、+1.3%)
東洋紡 <3101> [東証P]が反発。24日、高機能ファイバー製品の一部商品を4月1日出荷分から15~20%値上げすると発表しており、好材料視された。製造に使用する一部原料と副原料の価格高騰が継続し、更なる高騰も懸念されていることに加えて、燃料費や電力費、物流経費なども上昇していることに対応する。
※24日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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