朝日工、前期経常を11％上方修正、配当も12.5円増額

　朝日工業社 <1975> [東証Ｐ] が4月28日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の28億円→31億円(前の期は25.9億円)に10.7％上方修正し、増益率が7.9％増→19.4％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の25.9億円→28.9億円(前年同期は23.6億円)に11.6％増額し、増益率が9.5％増→22.2％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の67.5円→80円(前の期は1→2の株式分割前で120円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　・個別業績　　売上高につきましては、概ね計画通り推移いたしました。　　利益につきましては、営業利益は概ね計画通り推移いたしましたが、第4四半期に政策保有株式の売却を進めたことな　どにより、営業外収益、当期純利益は前回予想を上回る見込みです。・連結業績　　連結業績予想の修正は、主として個別業績予想の修正によるものです。

　　当社は、株主の皆様への長期的利益還元を重要な経営課題の一つと考えております。　2023年３月期の期末配当金につきましては、業績が概ね計画通りに推移しており、前連結会計年度に比べ増収増益が見込まれることから、2023年2月8日付けで当初予想からの増配を発表いたしましたが、第4四半期に政策保有株式の売却を進めたことなどにより、当期純利益は前回発表より増加する見込みです。つきましては、株主の皆様の日頃のご支援にお応えするため、前回発表より１株当たり12円50銭の増配を実施することといたしました。これにより、期末配当金は55円、年間配当金は80円となります。　なお、本件につきましては、2023年６月に開催予定の第94回定時株主総会に付議する予定です。