三機工、今期経常を一転29％減益に下方修正

　三機工業 <1961> [東証Ｐ] が2月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比65.1％減の19.3億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の100億円→70億円(前期は98.1億円)に30.0％下方修正し、一転して28.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の107億円→77.5億円(前年同期は85億円)に27.9％減額し、一転して8.9％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比36.5％減の26.8億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.6％→4.5％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　【連結業績修正及び個別業績修正】　通期の連結業績予想につきましては、当第３四半期連結決算を踏まえ、今後の見通しを精査した結果、工事進捗が次期にずれること等が見込まれることにより、売上高及びすべての利益項目で前回予想を修正しております。個別業績予想につきましても同様の理由により前回予想を修正しております。　通期の連結受注高は220,000百万円の見込みであります。2022年５月13日に2022年３月期決算短信にて公表しました予　想　(200,000百万円)を上回る見込みであります。　なお、期末の配当予想につきましては、前回予想どおりを予定しております。（注１）前回発表予想(Ａ)欄の１株当たり当期純利益は、連結につきましては2022年11月11日公表時の数値を、個別につ　　　　きましては、2022年５月13日公表時の数値を記載しております。（注２）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後　　　　様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。