新日空調、非開示だった今期経常は28％減益、未定だった配当は55円実施

　新日本空調 <1952> が8月26日後場(13:30)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は連結経常利益が前期比28.0％減の49億円に減る見通しと発表した。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を20円(前年同期は20円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も35円実施する方針とした。年間配当は前期比15円減の55円に減配となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年3月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を合理的に算定することが困難であったことから未定としておりました。　依然として新型コロナウイルス感染症の影響は収束しておらず、当社グループを取り巻く経営環境は引き続き不透明な状況にあるものの、現時点で当社が入手可能な情報を基に業績予想を算定いたしましたので公表いたします。 (注) 上記の業績予想につきましては、今後の様々な要因により変動する可能性があります。開示すべき重要な事象が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。＜参考＞　受注工事高（連結・個別）予想（2020年４月１日～2021年３月31日）　　　　　　　　　　　　　　　連結　　　　　　　　　　個別　前回発表予想　　　　　　―　　　　　 　　　　　　―　今回発表予想　　 108,000百万円　　　　92,000百万円　（前期実績）　（2020年３月期）　 107,304百万円　　　　84,842百万円

　　当社は、株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題の一つと位置付けており、安定的に株主の皆様に還元するため、利益配分に関する基本方針として、連結配当性向30％以上または、株主資本配当率（DOE）３％を下限として還元してまいります。　2021年３月期の年間配当金につきましては、業績および上記の配当方針を総合的に勘案し、1株当たり55円とさせていただく予定であります。