金下建、今期経常を一転62％増益に上方修正

　金下建設 <1897> [東証２] が5月8日昼(11:30)に決算を発表。20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比5.1倍の4億2100万円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の2億6000万円→4億3000万円(前期は2億6600万円)に65.4％上方修正し、一転して61.7％増益見通しとなった。
　同時に、1-6月期(上期)の同利益を従来予想の2億2000万円→3億9000万円(前年同期は9000万円)に77.3％上方修正し、増益率が2.4倍→4.3倍に拡大する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の3.3％→11.5％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期連結累計期間の業績予想につきましては、売上高は、追加変更工事の増加により当初の予想を上回る見込みであります。利益面につきましては、完成工事高の増加及び工事採算の改善に伴う完成工事総利益の増加により当初予想を上回る見込みであります。　通期の連結業績予想につきましては、第２四半期連結累計期間の業績予想を踏まえ、修正しております。　また、個別業績予想につきましては、連結業績予想の修正と同様の理由により修正しております。　なお、新型コロナウィルス感染症による業績への影響につきましては、現時点において不透明な状況であることから今回の修正予想には含んでおりません。※上記の業績予想値は、本資料の発表日現在において当社が入手している情報に基づいており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。