若築建が新値街道まい進、豊富な受注残が武器に

　若築建設<1888.T>の上値追いに弾みがついている。株価はきょうで４日続伸、一時１６０円台に乗せ、連日の年初来高値更新と気を吐いている。好調な受注環境を受けて採算を重視した案件の確保が奏功している。前１４年３月期経常利益は１９億円見通しと期初予想を大幅に増額したが、今期の見通しも明るい。前期第３四半期までの受注高が５８０億円強と前年同期比３７％増の高い伸びをみせているほか、繰越高もほぼ同レベルの５５０億円強を確保していることから引き続き利益の伸びが期待される状況だ。港湾インフラ整備本格化に加え、羽田空港のハブ化構想でも事業機会の拡大が見込まれる。

若築建の株価は１１時４分現在１５８円（△３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）