戸田建、前期経常を21％上方修正

　戸田建設 <1860> が4月17日大引け後(15:30)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の272億円→330億円(前の期は271億円)に21.3％上方修正し、増益率が横ばい→21.3％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の136億円→194億円(前年同期は140億円)に42.5％増額し、一転して38.1％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）　個別業績予想　売上高は前回発表から若干の増加となるものの、生産性向上の継続的取組みによる建設事業の利益率向上により完成工事総利益が増加する見通しとなったことを主因に、前回発表予想より、売上高は93億円、営業利益は55億円、経常利益は57億円、純利益は56億円増加する見込みです。　また、完成工事利益率は13.6%(建築12.7%、土木15.8%)となる見込みです。（２）連結業績予想　個別業績予想と同様の理由により修正するものです。（注）上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報から得られた判断に基づいており、　　　実際の業績等は様々な要素により記載の予測数値とは異なる結果となる可能性があります。