ＥＴＳ・ＨＤ、前期経常を26％下方修正

　ＥＴＳホールディングス <1789> [ＪＱ] が11月11日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年9月期の連結経常利益を従来予想の3億4800万円→2億5900万円(前の期は1億5600万円)に25.6％下方修正し、増益率が2.2倍→66.0％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億8000万円→9100万円(前年同期は7800万円)に49.4％減額し、増益率が2.3倍→16.7％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　1.連結業績　新型コロナウイルス感染症の影響もあり、想定していた新規受注の交渉に遅れが生じたこと、また、予定していた大規模工事案件が材料の高騰等で採算が合わずに受注を見送ったことにより、売上高が前回発表予想比29.1％減、営業利益が26.7％減、親会社株主に帰属する当期純利益が28.2％減と、当初の予想を下回る見込みとなりました。2.個別業績　主に連結業績予想の修正と同様の理由によるものです。3.配当について　本業績予想の修正に伴う配当予想の修正はありません。