ETF売買動向＝20日前引け、日興ＳＰヘ有、野村外国債券が新高値

　20日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比57.2％増の1849億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同57.9％増の1740億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　シンガポール <2045> 、ｉシェアーズ　Ｓ＆Ｐ　５００米国株　ＥＴＦ <1655> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ東証ＲＥＩＴ <2066> など24銘柄が新高値。ＭＡＸＩＳカーボン・エフィシェント <2560> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が5.16％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> が4.70％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が3.39％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銅上場投資信託 <1693> は4.16％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が207円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1289億2800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金829億6600万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が245億1900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が52億3700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が34億5200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が29億8800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が18億2100万円の売買代金となった。

株探ニュース