ETF売買動向＝10日大引け、全銘柄の合計売買代金2304億円

　10日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比30.2％減の2304億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同31.7％減の1827億円だった。

　個別では上場インデックスファンド海外先進国株式 <1680> 、ＭＡＸＩＳ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）上場投信 <2558> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ野村ＡＩビジネス７０ <2067> 、ＵＢＳ　欧州株 <1386> 、ＵＢＳ　ユーロ圏大型株５０ <1385> など17銘柄が新高値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が3.48％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.76％安、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> は3.51％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> は3.15％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.12％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は3.01％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が8円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1013億8100万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1581億6200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が287億2800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が128億4400万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が99億2800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が95億3300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が51億5700万円の売買代金となった。

株探ニュース