ETF売買動向＝12日大引け、全銘柄の合計売買代金2749億円

　12日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比2.4％減の2749億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同3.2％減の2391億円だった。

　個別ではＮＥＸＴダウ・ジョーンズ工業株３０種 <1546> 、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> 、Ｓｉｍｐｌｅ－Ｘ　ＮＹダウジョーンズ・インデックス <1679> 、ＤＩＡＭ　ＥＴＦ　日経２２５ <1369> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウダブルブルドルヘッジＥＴＮ <2040> など55銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　　ＮＹ　ダウベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、ｉシェアーズ米国債７ー１０年ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <1482> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> 、ダイワ上場投信－日経平均インバース・インデックス <1456> 、ＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> など23銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が11.05％高、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が6.11％高、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が3.51％高、マザーズ・コア上場投信 <1563> が3.48％高、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> が3.19％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　産業用金属商品指数上場投資信託 <1686> は15.94％安、国内金先物価格連動型上場投信 <1683> は4.80％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が158円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1682億8300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1094億9500万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が209億9100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が139億8800万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が106億9700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が65億4500万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が52億2000万円の売買代金となった。

株探ニュース