ETF売買動向＝12日前引け、大和エネ資源、ｉシェア日経が新高値

　12日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比4.6％減の1627億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同5.9％減の1399億円だった。

　個別ではダイワ鉄鋼・非鉄上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1640> 、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> 、ダイワエネルギー資源上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1635> 、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> 、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> など53銘柄が新高値。日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> 、日経平均ベア上場投信 <1580> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸインバース（－１倍）指数 <1457> など23銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が10.44％高、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が5.67％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　産業用金属商品指数上場投資信託 <1686> は18.16％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が146円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金986億9000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金667億8700万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が123億1800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が87億9300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が71億5300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が38億3400万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が32億700万円の売買代金となった。

株探ニュース