ETF売買動向＝10日大引け、全銘柄の合計売買代金1365億円

　10日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比25.6％増の1365億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同29.6％増の1295億円だった。

　個別では東証電気機器株価指数連動型上場投資信託 <1613> 、ＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> 、ダイワ素材・化学上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1637> が新高値。ＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1490> 、ＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ　小売 <1630> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　白金上場投資信託 <1674> が3.02％高と大幅な上昇。

　一方、Ｓ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> は3.22％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が115円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金913億6300万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均999億6500万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が208億6800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が38億2900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が24億100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が23億1600万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が14億6000万円の売買代金となった。

株探ニュース