決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … 三井ハイテク、ステムリム、ラバブルＭＧ (12月13日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月12日から13日の決算発表を経て14日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ウェルライ <9565>
　23年10月期の連結経常損益は前の期非連結比99.6％減の100万円に落ち込んだが、従来予想の900万円の赤字を上回り、赤字予想から一転して黒字で着地。

★No.2　グッドコムＡ <3475>
　23年10月期の連結経常利益は前の期比58.8％減の17.8億円に落ち込んだが、24年10月期は前期比2.6倍の46.7億円にＶ字回復を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　ナレルＧ <9163>
　23年10月期の連結最終利益は前の期比40.2％増の17.4億円に拡大し、24年10月期も前期比10.3％増の19.2億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9565> ウェルライ 　　東Ｇ 　 +30.64 　 12/13　本決算　　14900.00
<3475> グッドコムＡ 　東Ｐ 　 +10.99 　 12/13　本決算　　　161.35
<9163> ナレルＧ 　　　東Ｇ　　 +7.43 　 12/13　本決算　　　 10.30
<3921> ネオジャパン 　東Ｐ　　 +7.02 　 12/13　　　3Q　　　　9.32
<8079> 正栄食 　　　　東Ｐ　　 +5.80 　 12/13　本決算　　　　2.73

<6966> 三井ハイテク 　東Ｐ　　 +5.52 　 12/13　　　3Q　　　-21.00
<2923> サトウ食品 　　東Ｓ　　 +5.28 　 12/13　　上期　　　 28.98
<1766> 東建コーポ 　　東Ｐ　　 +3.13 　 12/13　　上期　　　 -8.02
<4599> ステムリム 　　東Ｇ　　 +2.25 　 12/13　　　1Q　　　　赤縮
<9254> ラバブルＭＧ 　東Ｇ　　 +1.42 　 12/13　本決算　　　　　－

<3361> トーエル 　　　東Ｓ　　 +0.55 　 12/13　　上期　　　 12.41
<1444> ニッソウ 　　　東Ｇ　　 +0.32 　 12/13　　　1Q　　　 -9.72

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした14日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース