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日経平均株価のニュース
23日の東京株式市場で、日経平均株価は反発する見通し。前日の海外市場では、欧州の主要株価指数はそろって下落し、米株式市場ではNYダウが反落。ナスダック総合株価指数も3日ぶりに反落した。この日公表された4月30日~5月1日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、参加者からインフレに対する警戒感が示され、タカ派的な内容との受け止めが市場に広がった。一方、米国市場の取引終了後にエヌビディア<NVDA>が発表した2~4月期の決算は市場予想を上回る内容となった。5~7月期の売上高見通しもコンセンサスを超える強い内容となったほか、増配と株式分割も発表されたとあって、時間外取引でエヌビディア株は上伸。これに連れる形で大阪取引所の夜間取引において、日経平均先物6月限は一時3万8800円まで水準を切り上げた。時間外取引でのエヌビディア株は戻り売り圧力が加わりながらもプラス圏を維持し、1000ドルの大台に乗せた。朝方の東京市場ではエヌビディアの好決算と時間外取引での同社株の上昇に加え、重要イベントをひとまず無難に通過したことへの安心感が広がりやすく、主力株や半導体関連株に対して買い戻しの流れが優勢となり、日経平均株価は上昇して始まるとみられている。また、外国為替市場ではFOMC議事要旨公表後にドル買いが進んだ。ドル円相場は足もとで1ドル=156円台後半と円安が進行しており、自動車など輸出関連株への追い風となるだろう。半面、米国市場での原油先物相場の下落を受け、石油関連株は弱含みの展開も見込まれる。日経平均株価は前日に3万8700円近辺に位置する75日移動平均線を下回って終了した。直近では米国株に対する日本株の出遅れ感が強まっていたこともあり、日経平均株価は取引時間中、75日移動平均線を下値に3万9000円をうかがう展開となることも予想される。
22日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比201ドル95セント安の3万9671.04ドルと反落。ナスダック総合株価指数は同31.080ポイント安の1万6801.544だった。
日程面では、国内では4月全国スーパー売上高が公表される予定。海外ではユーロ圏と米国で5月製造業PMIとサービス業PMIが発表されるほか、米国の4月新築住宅販売件数の発表も控える。主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会合が25日までの日程でイタリアにおいて開かれる。
出所:MINKABU PRESS
22日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比201ドル95セント安の3万9671.04ドルと反落。ナスダック総合株価指数は同31.080ポイント安の1万6801.544だった。
日程面では、国内では4月全国スーパー売上高が公表される予定。海外ではユーロ圏と米国で5月製造業PMIとサービス業PMIが発表されるほか、米国の4月新築住宅販売件数の発表も控える。主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会合が25日までの日程でイタリアにおいて開かれる。
出所:MINKABU PRESS
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