文科省が英語力向上を後押し
文部科学省は11月18日、英語教員を目指す学生が習得すべき最低限の能力を示した指針(コアカリキュラム)を新たに作成することを決定した。大学卒業後に一定水準の英語力を保つことを目的としており、既に医歯学部では02年度から導入されているが、教員養成系では初となる。
14年度高校3年生の英語力調査で、「書くこと」と「話すこと」に大きな課題があるとしており、さらにそれらの実践的な指導をする教員が人数、技術共に不足していることも指摘している。第2期教育振興基本計画(13年6月閣議決定)では、英語教員の英語力の目標を「実用英語技能検定準1級程度以上」とその取得割合を「中学教員50%、高校教員75%」などと設定したが、14年12月時点で達成には程遠いことから、教員養成段階で系統的な指導力と一定水準の英語力を養うべく、今回のコアカリキュラム作成に至った。
この調査によればハイスコアをとった生徒ほど将来の英語使用のイメージが明確である割合が高いこともわかっており、外国語が話せる強みをもつ人材育成のためにも英会話を実践的に使用する機会の確保が急務となる。
14年度高校3年生の英語力調査で、「書くこと」と「話すこと」に大きな課題があるとしており、さらにそれらの実践的な指導をする教員が人数、技術共に不足していることも指摘している。第2期教育振興基本計画(13年6月閣議決定)では、英語教員の英語力の目標を「実用英語技能検定準1級程度以上」とその取得割合を「中学教員50%、高校教員75%」などと設定したが、14年12月時点で達成には程遠いことから、教員養成段階で系統的な指導力と一定水準の英語力を養うべく、今回のコアカリキュラム作成に至った。
この調査によればハイスコアをとった生徒ほど将来の英語使用のイメージが明確である割合が高いこともわかっており、外国語が話せる強みをもつ人材育成のためにも英会話を実践的に使用する機会の確保が急務となる。