ダンロップスが値下がり率トップ、海外売り上げ減少で15年12月期業績予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/12/11 09:42
 ダンロップスポーツ<7825.T>が大幅続落して年初来安値を更新し、9時30分時点の東証1部値下がり率トップになっている。10日の取引終了後、15年12月期の連結見通しについて、売上高を従来予想の790億円から777億円(前期比9.6%増)へ、営業利益を20億円から12億円(同42.6%減)へ、最終損益を7億円の黒字から38億円の赤字(前期10億8100万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。

 米子会社ロジャー・クリーブランド・ゴルフ社をはじめとする海外での売上高の減少に加えて、ロジャー社にかかるのれんの一括償却39億5000万円を特別損失として計上したことなどが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来10円を予定していた期末配当を無配(年間配当は10円)とするほか、株主優待を中止とあわせて発表しており、悪材料噴出が株価を押し下げている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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