日本化が商い増勢のなか動意、材料性豊富で低位株人気に乗る
日本化学工業<4092.T>は低位株物色の流れに乗り急動意。8月中旬以降、260円近辺を横に走る26週移動平均線をサポートラインにもみ合いを続けていたが、大口資金の買いに満を持して上放れに動き出した。ハイブリッドカー(HV)や電気自動車(EV)の普及が加速するなか、リチウムイオン電池の需要が増勢だ。その際、同社は電池の発熱に対する安全性を確保するうえで不可欠な添加剤ホスファゼンを手掛け、関連銘柄として浮上している。一方、ナトリウムやカルシウム、マグネシウムが含有下でも放射性セシウムやストロンチウムを同時に除去できる吸着剤も開発、放射能の海洋汚染対策関連としても存在感を示している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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