【買い】㈱ゆうちょ銀行(7182)割安感ある今が仕込み時!= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2015/11/30 12:46

■注目銘柄:㈱ゆうちょ銀行(7182)

東京都千代田区霞が関に本社を、同区丸の内に本店をそれぞれ置く、日本の銀行。2006年設立。2015年11月4日に東京証券取引所第一部に上場し、日本郵政㈱が保有する株式のうち11%が市場に売却された。日本郵政公社から主に郵便貯金事業等を引き継ぎ、施設・職員等を承継した委員会設置会社となった。同行は貯金残高約175兆円(総資産約196兆円)で、三菱UFJフィナンシャル・グループを抜き2012年3月末現在で日本最大の預金金融機関とされる。

<業績見通し>

平成28年3月期(平成27年4月1日~平成28年3月31日)の業績予想:
経常利益:4,600億円(前年同期比△19.2%)
当期純利益:3,200億円(同△13.3%)

<直近の経営成績>

平成28年3月期第2四半期(平成27年4月1日~平成27年9月30日)における連結経営成績:
経常収益:9,871.6億円(前年同四半期比△4.2%)
経常利益:2,517億円(同△7.8%)
中間純利益:1,715.9億円(同△5.5%)

<経営の状況>

経常収益のうち資金運用収益は有価証券利息配当金を中心に8,818億円となった。また、役務取引等収益は631億円となった。一方で経常費用は7,354億円となり、このうち資金調達費用は1,870億円、営業経費は5,305億円となった。
(出典:平成28年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結))

<直近の投資指標>

PER:20.41倍
PBR:0.58倍
配当利回り:1.44%
※11月25日終値時点

<直近のニュース>

20日時点で郵政3社は下落。日本郵政とゆうちょ銀行は3日続落、かんぽ生命保険も反落している。株式市場全般が軟調な値動きとなるなか、郵政3社も売り先行の値動きとなっている。ただ、13日の決算発表を経て、この日はアナリストなどを対象にした決算説明会が開催され、来月上旬には上場から1ヶ月経つが、今後決算説明会などを経てアナリストからのリポートの発行も活発化することが予想されるだけに、株価面でも新たな展開が期待される。
(出典:2015年11月20日 Kabutanニュース)

上場直後は急上昇と急落を繰り返していたがここ数日はやや落ち着き平坦な動きを見せている。PBRが1倍を切り株価は割安水準にあると判断できるので、今後の上昇を見込んで今のうちに買っておきたい。

12月の投資を考える上で、同社に注目してはいかがだろううか。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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