好調な海外販売に加えコストダウン施策で業績の上振れ期待
業務用エアコンで世界シェアトップ
中国・米国・アジア圏で業務用空調の売れ行きが好調です。
同社は業務用空調・冷凍機事業が約90%をしめており、そのシェアは世界トップです。
海外での事業展開に積極的で、中国での生産・販売会社の設立、米国企業の買収、タイ国への技術支援などさらなる事業拡大に取り組んでいます。
省エネ法改正による駆け込み需要の反動減に対処するため、2015年省エネ基準値に照準を当てた商品の品ぞろえを進めるなど、高付加価値製品の販売拡大路線が奏功しています。
また海外での売上高比率は70%以上と為替の影響を受けやすく、円安市況が同社の業績の追い風となっています。
2016年3月期第1-2四半期の業績は、
売上高が10.7%増の1兆787億700万円、営業利益が9.5%増の1241億9400万円、経常利益が7.1%増の1229億7000万円、四半期純利益が5.9%増の801億3800万円となりました。
第1四半期では中国景気の減速による大型投資・不動産物件投資の減少の影響から業務用空調機器の売上高は、前年同期を下回る結果となりましたが、中国での景気減速影響を最小限にとどめる施策をすすめ、増収を確保しました。
中国では業務用だけではなく、住宅用エアコンの売れ行きが好調とのこと。通期業績のドライバーとなる可能性があります。
2016年の通期予想で売上高を上方修正。
売上高が9.1%増の2兆900億円(従来予想:7.6%増の2兆600億円)、営業利益が11.2%増の2120億円、経常利益が8.1%増の2100億円、当期純利益が8.6%増の1300億円、年間配当金が10円増の110円とする方針です。
業績見通は、通期の平均為替レートを1米ドル=115円、1ユーロ=125円を前提としているため、円安による利益の押し上げ効果が期待できると思います。
中国・米国・アジア圏で業務用空調の売れ行きが好調です。
同社は業務用空調・冷凍機事業が約90%をしめており、そのシェアは世界トップです。
海外での事業展開に積極的で、中国での生産・販売会社の設立、米国企業の買収、タイ国への技術支援などさらなる事業拡大に取り組んでいます。
省エネ法改正による駆け込み需要の反動減に対処するため、2015年省エネ基準値に照準を当てた商品の品ぞろえを進めるなど、高付加価値製品の販売拡大路線が奏功しています。
また海外での売上高比率は70%以上と為替の影響を受けやすく、円安市況が同社の業績の追い風となっています。
2016年3月期第1-2四半期の業績は、
売上高が10.7%増の1兆787億700万円、営業利益が9.5%増の1241億9400万円、経常利益が7.1%増の1229億7000万円、四半期純利益が5.9%増の801億3800万円となりました。
第1四半期では中国景気の減速による大型投資・不動産物件投資の減少の影響から業務用空調機器の売上高は、前年同期を下回る結果となりましたが、中国での景気減速影響を最小限にとどめる施策をすすめ、増収を確保しました。
中国では業務用だけではなく、住宅用エアコンの売れ行きが好調とのこと。通期業績のドライバーとなる可能性があります。
2016年の通期予想で売上高を上方修正。
売上高が9.1%増の2兆900億円(従来予想:7.6%増の2兆600億円)、営業利益が11.2%増の2120億円、経常利益が8.1%増の2100億円、当期純利益が8.6%増の1300億円、年間配当金が10円増の110円とする方針です。
業績見通は、通期の平均為替レートを1米ドル=115円、1ユーロ=125円を前提としているため、円安による利益の押し上げ効果が期待できると思います。