自動車向けロボが好調。業績拡大を期待
スマートフォンの製造に使われる「ロボドリル」を含むロボマシンは、同社の好調な業績を牽引してきました。
北米を中心とした自動車需要の増加により、自動車向けロボが好調に推移。スマホ向けはやや鈍化しているものの、電装化の進む自動車産業向け特需を迎えていると思われます。
第一四半期決算発表時には通期予想の下方修正が発表されたばかりですが、自動車特需を受け需要増が見込まれることから通期予想が若干ながら上方修正され、株価は反発しました。
<2016年3月期第1-2四半期の業績>
売上高が2.1%増の3499億6900万円、営業利益が7.9%減の1273億4100万円、経常利益が5.6%減の1368億2900万円、四半期純利益が2.6%減の919億300万円となりました。
一方2016年3月期通期計画は上方修正されました。
売上高 13.9%減の6283億円>>13.5%減の6309億円
営業利益が26.7%減の2182億円>>26.7%減の2184億円
経常利益が25.3%減の2331億円>>24.3%減の2363億円
当期純利益が23.2%減の1595億円>>21.7%減の1625億円
今後の見通しとしては、FA部門が国内・米州は堅調、欧州は横ばい、中国では減速の見通し
ロボット部門は、米州・中国が好調、欧州でも需要が継続する見通し
ロボマシン部門は、全般的に堅調に推移するもののIT産業の短期的需要が減速する見込み
円安基調の継続、さらに同社の総還元性向80%方針を考慮にいれた自社株買いの可能性を考えると現在まだ割安だと思います。
北米を中心とした自動車需要の増加により、自動車向けロボが好調に推移。スマホ向けはやや鈍化しているものの、電装化の進む自動車産業向け特需を迎えていると思われます。
第一四半期決算発表時には通期予想の下方修正が発表されたばかりですが、自動車特需を受け需要増が見込まれることから通期予想が若干ながら上方修正され、株価は反発しました。
<2016年3月期第1-2四半期の業績>
売上高が2.1%増の3499億6900万円、営業利益が7.9%減の1273億4100万円、経常利益が5.6%減の1368億2900万円、四半期純利益が2.6%減の919億300万円となりました。
一方2016年3月期通期計画は上方修正されました。
売上高 13.9%減の6283億円>>13.5%減の6309億円
営業利益が26.7%減の2182億円>>26.7%減の2184億円
経常利益が25.3%減の2331億円>>24.3%減の2363億円
当期純利益が23.2%減の1595億円>>21.7%減の1625億円
今後の見通しとしては、FA部門が国内・米州は堅調、欧州は横ばい、中国では減速の見通し
ロボット部門は、米州・中国が好調、欧州でも需要が継続する見通し
ロボマシン部門は、全般的に堅調に推移するもののIT産業の短期的需要が減速する見込み
円安基調の継続、さらに同社の総還元性向80%方針を考慮にいれた自社株買いの可能性を考えると現在まだ割安だと思います。