継続的なコスト改善を評価
OA機器総合メーカー
カメラ、事務機器の世界大手。一眼レフはシェア5割超。
オフィス複合機やレーザープリンタなどのオフィスビジネスユニット、デジタルカメラやインクジェットプリンターなどのイメージングシステムユニット、半導体露光装置や医療画像記録機器などの産業機器その他ビジネスユニットを展開。
海外売上比が80%、海外生産比率が60%
2015年12月期第1-3四半期までの業績は、新規事業や新製品の開発費用がかさみ減益となりました。
アクシス社の新規連結影響や新製品の開発費用の増加に加え、円安のため外貨建ての営業費用が円換算後で増加した事、為替の影響で営業外収益が悪化した事が影響したようです。
併せて通期計画についても、税引き前利益を3800億円から3550億円に下方修正。これを受けて株は売られました。
ただ、同社は継続的なコストダウン活動や収益性の高い新製品への移行を進めており、売上総利益率が前年同期比1.2 ポイント好転して50.7%と水準を維持しています。
レンズ交換式カメラの落ち込みをカバーする他の事業の拡大が必要となりますが、オフィス向け複合機の需要はカラー機を中心として盛り上がりが続くと見られ、また半導体露光装置はメモリやイメージセンサ、パワー半導体の需要が拡大することが予測されていることを考えると、中長期的に見れば業績拡大が期待できると思われます。
カメラ、事務機器の世界大手。一眼レフはシェア5割超。
オフィス複合機やレーザープリンタなどのオフィスビジネスユニット、デジタルカメラやインクジェットプリンターなどのイメージングシステムユニット、半導体露光装置や医療画像記録機器などの産業機器その他ビジネスユニットを展開。
海外売上比が80%、海外生産比率が60%
2015年12月期第1-3四半期までの業績は、新規事業や新製品の開発費用がかさみ減益となりました。
アクシス社の新規連結影響や新製品の開発費用の増加に加え、円安のため外貨建ての営業費用が円換算後で増加した事、為替の影響で営業外収益が悪化した事が影響したようです。
併せて通期計画についても、税引き前利益を3800億円から3550億円に下方修正。これを受けて株は売られました。
ただ、同社は継続的なコストダウン活動や収益性の高い新製品への移行を進めており、売上総利益率が前年同期比1.2 ポイント好転して50.7%と水準を維持しています。
レンズ交換式カメラの落ち込みをカバーする他の事業の拡大が必要となりますが、オフィス向け複合機の需要はカラー機を中心として盛り上がりが続くと見られ、また半導体露光装置はメモリやイメージセンサ、パワー半導体の需要が拡大することが予測されていることを考えると、中長期的に見れば業績拡大が期待できると思われます。