メディアFがS安ウリ気配、15年12月期業績を下方修正し無配に

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/11/11 13:13
 メディアフラッグ<6067.T>がストップ安ウリ気配となっている。10日の取引終了後、15年12月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の80億円から77億8000万円(前期比12.2%増)へ、営業利益を4億円から9400万円(同71.7%減)へ、最終損益を2億1000万円の黒字から4億円の赤字(前期1億4500万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
 ストア事業廃止に伴い売上高が減少することに加えて、覆面調査の調査難易度上昇などでコストが増加したことや、事業再生に取り組んでいる子会社十勝たちばなの事業再生の進捗の遅れなどが響いた。また、十勝たちばなで固定資産にかかる減損損失2億4300万円や、のれんの減損損失1億2600万円を計上したことで最終損益の修正幅が大きくなった。また、業績予想の修正に伴い、従来3円を予定していた期末一括配当を無配(前期3円)にするとあわせて発表しており、これもネガティブ材料視されている。
 なお、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)の連結決算は、売上高56億6200万円(前年同期比16.1%増)、営業利益5200万円(同65.7%減)、最終損益4億3900万円の赤字(前年同期3800万円の黒字)だった。
配信元: みんかぶ

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