ニプロの第2四半期最終利益、戻入益や法人税減少など寄与して56億円に増額

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/11/09 16:54
 ニプロ<8086.T>は9日取引終了後、16年3月期の第2四半期連結業績予想の修正を発表。売上高を1740億円から1795億円(前年同期比16.2%増)へ、営業利益を127億円から116億円(同46.1%増)へ、最終利益を39億5000万円から56億円(同2.4%増)へ修正した。売上高は医療関連事業が国内外で好調に推移したことで従来計画を若干上回るが、営業利益は硝子事業がインド、中国などで収益改善が遅れていることに加え、第2四半期末に棚卸資産の未実現利益が増加したことなどが押し下げ要因となった。一方、営業外収益として貸倒引当金戻入益が上乗せされたほか、海外生産拠点の操業準備で見込まれたコストなどの営業外費用が予想を下回った。ニプロ単体における法人税などの減少も寄与して最終利益は大幅上方修正となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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