郵政祭りの中、日経平均は200日線を回復も超短期には過熱感
5~10月の「セル・イン・メイ」期間が終了し、株を買える11月に入りました。先週の米国株も伸び続け、これで週足ベースでは上昇転換から全勝で、6週続伸です。ナスダック、S&P500指数とも史上最高値まであと1~2日分の上昇で到達可能です。指数はダブルボトム形ベースから真ん中高値のブレークラインを上に超えて一段高するも、ここ数日は高値圏で足踏みしています。超短期的にはナスダックの50日線からの乖離率が上限に達しているからです。
一方、日本株は先々週末に日経平均1万9千円台回復し、順調に見えたものの、先週は大きく下げて開始されました。しかしその後は盛り返し、結局週間+183円高と3週続伸で、丁度200日線に掛かる1万9,265円で週を終えました。そして6日夜の米雇用統計の強さから大きく円安に振れたことでシカゴ日経先物は1万9,500円で終え、今週は完全に200日線を上抜けてのスタートとなりそうです。すでに最高値に迫る米国の動きに合わせる想定通りのシナリオです。
祝日の間に米国ダウが合計250ドルほど上げて返すと、日経平均は郵政上場祭りの中で3日続伸しました。この間、上海市場も大きく値を上げ続けました。これで日本株はようやく200日線を乗り越え、遅ればせながら米国にキャッチアップするように最高値を目指しに行けます。ただ超短期的には騰落レシオが140にせまり、一部にやや加熱感も出ているところです。
今週はギャップアップからのスタートとなり、その後も上昇トレンドの継続を予想するものの、超短期には寄ってからどこまで上昇を続けるのかには懐疑的で、軽度の調整を予想します。
一方、日本株は先々週末に日経平均1万9千円台回復し、順調に見えたものの、先週は大きく下げて開始されました。しかしその後は盛り返し、結局週間+183円高と3週続伸で、丁度200日線に掛かる1万9,265円で週を終えました。そして6日夜の米雇用統計の強さから大きく円安に振れたことでシカゴ日経先物は1万9,500円で終え、今週は完全に200日線を上抜けてのスタートとなりそうです。すでに最高値に迫る米国の動きに合わせる想定通りのシナリオです。
祝日の間に米国ダウが合計250ドルほど上げて返すと、日経平均は郵政上場祭りの中で3日続伸しました。この間、上海市場も大きく値を上げ続けました。これで日本株はようやく200日線を乗り越え、遅ればせながら米国にキャッチアップするように最高値を目指しに行けます。ただ超短期的には騰落レシオが140にせまり、一部にやや加熱感も出ているところです。
今週はギャップアップからのスタートとなり、その後も上昇トレンドの継続を予想するものの、超短期には寄ってからどこまで上昇を続けるのかには懐疑的で、軽度の調整を予想します。