パナホームが3日ぶり反発、採算改善と受注拡大のダブルメリットで成長力復元へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/11/05 13:53
 パナホーム<1924.T>が3日ぶり反発。主力の戸建て住宅事業は消費増税の影響が一巡しており、15年4~9月期業績は営業利益段階で47億3900万円(前年同期比7.3%増)と増益を確保している。4~6月期は16億5400万円の赤字だったが、そこからの改善が急だ。契約段階からの利益率改善努力が功を奏しているほか、受注高もマンションや集合住宅が牽引するかたちで、第2四半期時点で2ケタの伸びを示している状況。「10月の戸建て受注高については展示場の演出を一新したことなどが呼び水となり、低層戸建てを中心に前年同月で2割増と急伸している」(国内証券アナリスト)という。株価は10月28日の決算発表を受け大幅高したが、その後も利益確定売りをこなし5日移動平均線を絡めた強調展開が続いている。

パナホームの株価は13時50分現在867円(△26円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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