11月11日(水)の中間決算
■注目銘柄
┗東亜建設工業(1885)
海洋土木に強みを持つ中堅ゼネコン。建設市況の改善を受けて、土木工事の採算性が改善しています。
4~6月期の営業利益は、前年の▲18.8憶円から+22.9億円の黒字に急回復。会社では4~9月期の営業利益見通しを19億円としていますが、7~9月期に営業赤字を見込む会社予想はあまりに保守的です。
9月17日付の日本経済新聞では、「4~9月期の営業利益が、前年同期比17倍の50億円程度になったようだ」と報じられており、7~9月期も第1四半期並みの営業利益を確保したもようです。
会社では通期の業績予想を営業利益50億円としていますが、上期だけで同水準を稼ぐようであれば、16年3月期・通期業績の上方修正期待が高まりそうです。
中間決算の発表を控え、節目の300円達成後は目標達成感から利益確定売りが優勢で、10月30日まで5日続落しています。
ただ、今期の営業利益は100億円台まで上振れる可能性があり、11月11日の決算発表に向けて、上方修正期待が高まる展開が期待できそうです。
小野山 功
┗東亜建設工業(1885)
海洋土木に強みを持つ中堅ゼネコン。建設市況の改善を受けて、土木工事の採算性が改善しています。
4~6月期の営業利益は、前年の▲18.8憶円から+22.9億円の黒字に急回復。会社では4~9月期の営業利益見通しを19億円としていますが、7~9月期に営業赤字を見込む会社予想はあまりに保守的です。
9月17日付の日本経済新聞では、「4~9月期の営業利益が、前年同期比17倍の50億円程度になったようだ」と報じられており、7~9月期も第1四半期並みの営業利益を確保したもようです。
会社では通期の業績予想を営業利益50億円としていますが、上期だけで同水準を稼ぐようであれば、16年3月期・通期業績の上方修正期待が高まりそうです。
中間決算の発表を控え、節目の300円達成後は目標達成感から利益確定売りが優勢で、10月30日まで5日続落しています。
ただ、今期の営業利益は100億円台まで上振れる可能性があり、11月11日の決算発表に向けて、上方修正期待が高まる展開が期待できそうです。
小野山 功