富山銀がカイ気配、東証1部指定と株主優待制度導入を好感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/10/22 09:09
 富山銀行<8365.T>がカイ気配スタートとなっている。21日の取引終了後、東京証券取引の承認を受けて、10月28日付で東証2部から東証1部銘柄に指定されることになったと発表しており、これを好感した買いが入っている。同社は富山県を地盤とする地方銀行で、6月末預金残高は4362億500万円と全国地方銀行協会加盟行の中でも最小規模の一行である。
 また、東証1部指定を機に、3月31日時点で100株(1単元)以上を1年間継続して所有している株主に対して、保有株数に応じてセブンプリカを贈呈する株主優待制度を導入すると発表しており、これも好材料視されているようだ。100株以上500株未満で2000円分、500株以上で5000分を贈呈するとしており、16年3月末時点の株主から開始するという。
 同時に、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、経常利益を従来予想の4億円から12億5000万円(前年同期比26.4%増)へ、純利益を同3億5000万円から8億5000万円(同6.4%増)へ上方修正した。有価証券の運用収益が想定を上回ったことに加え、与信関連費用が当初予想を下回っていることなどが要因としている。

富山銀の株価は9時4分現在3395円(△140円)カイ気配


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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