長期有望銘柄、調整終え上昇に期待
業務用エアコンで世界シェアトップ
中国・米国・アジア圏で業務用空調の売れ行きが好調です。
同社は業務用空調・冷凍機事業が約90%をしめており、そのシェアは世界トップです。
海外での事業展開に積極的で、中国での生産・販売会社の設立、米国企業の買収、タイ国への技術支援などさらなる事業拡大に取り組んでいます。
海外での売上高は全体の約70%以上を占めているため為替の影響を受けやすく、円安市況が同社の業績の追い風となっています。空調・冷凍機事業の地域別売上高は、国内27.2%、米国22.8%、中国18.0%、欧州14.6%、アジア11.3%、中近東2.8%、オセアニア2.6%、アフリカ0.6%。
2016年3月期第1四半期の業績では、中国景気の減速傾向が顕著になったことで大型投資・不動産物件投資が減少。その影響から業務用空調機器の売上高は、前年同期を下回る結果となりましたが、中国では業務用だけではなく、住宅用エアコンの売れ行きが好調とのこと。通期業績のドライバーとなるかもしれない。
2016年3月期第1四半期の業績は、売上高が8.2%増の5296億7900万円、営業利益が12.1%増の606億4300万円、経常利益が16.7%増の615億3700万円、四半期純利益が4.2%増の371億7000万円でした。
2016年の通期予想は、売上高が7.6%増の2兆600億円、営業利益が11.2%増の2120億円、経常利益が8.1%増の2100億円、当期純利益が8.6%増の1300億円、年間配当金が10円増の110円とする方針です。
業績見通は、通期の平均為替レートを1米ドル=115円、1ユーロ=125円を前提としているため、円安による利益の押し上げ効果が期待できると思います。
中国・米国・アジア圏で業務用空調の売れ行きが好調です。
同社は業務用空調・冷凍機事業が約90%をしめており、そのシェアは世界トップです。
海外での事業展開に積極的で、中国での生産・販売会社の設立、米国企業の買収、タイ国への技術支援などさらなる事業拡大に取り組んでいます。
海外での売上高は全体の約70%以上を占めているため為替の影響を受けやすく、円安市況が同社の業績の追い風となっています。空調・冷凍機事業の地域別売上高は、国内27.2%、米国22.8%、中国18.0%、欧州14.6%、アジア11.3%、中近東2.8%、オセアニア2.6%、アフリカ0.6%。
2016年3月期第1四半期の業績では、中国景気の減速傾向が顕著になったことで大型投資・不動産物件投資が減少。その影響から業務用空調機器の売上高は、前年同期を下回る結果となりましたが、中国では業務用だけではなく、住宅用エアコンの売れ行きが好調とのこと。通期業績のドライバーとなるかもしれない。
2016年3月期第1四半期の業績は、売上高が8.2%増の5296億7900万円、営業利益が12.1%増の606億4300万円、経常利益が16.7%増の615億3700万円、四半期純利益が4.2%増の371億7000万円でした。
2016年の通期予想は、売上高が7.6%増の2兆600億円、営業利益が11.2%増の2120億円、経常利益が8.1%増の2100億円、当期純利益が8.6%増の1300億円、年間配当金が10円増の110円とする方針です。
業績見通は、通期の平均為替レートを1米ドル=115円、1ユーロ=125円を前提としているため、円安による利益の押し上げ効果が期待できると思います。