北米・アジアで好調続く、業績上振れに期待
自動車部品メーカーで国内最大手。カーエアコン、エンジン、機能部品の電子制御装置、各種センサー、ハイブリットカー向けパワコンユニットなど広範囲に展開しています。
1949年にトヨタ自動車<7203>から分離独立し、トヨタ向け部品供給を中心に業績を拡大してきました。
国内、米国で進められている自動車安全装備の法制化を受け、同社が手掛けるレーダーや画像センサーなどの運転支援システムの需要拡大が期待されています。
2016年3月期第1四半期の業績は、売上収益が7.6%増の1兆1060億2500万円、営業利益は5.5%増の866億5800万円、税引前利益は13.5%増の1070億3200万円、当期純利益が17.2%増の738億6700億円でした。
国内では売上高の減少がみられましたが、北米、欧州、アジアオセアニア地域での車両生産量が伸びたことで売上全体が増加しました。減益は研究開発費等の積極的投資によるものです。
一方2016年通期業績予想は売上収益は3.7%増の4兆4700億円、営業利益は14.7%増の3800億円、税引き前利益は11.3%増の4140億円、当期利益は8.4%増の2800億円、の見通し、年間配当金は10円増の120円とする方針です。
前提となる通期の想定為替レートは、1ドル=119円、1ユーロ=130円としているため、為替差益が膨らむと業績の上方修正も期待できると思います。300億円の自社株買いや配当性向を35%とする方針も株主還元に前向きで評価したいです。
1949年にトヨタ自動車<7203>から分離独立し、トヨタ向け部品供給を中心に業績を拡大してきました。
国内、米国で進められている自動車安全装備の法制化を受け、同社が手掛けるレーダーや画像センサーなどの運転支援システムの需要拡大が期待されています。
2016年3月期第1四半期の業績は、売上収益が7.6%増の1兆1060億2500万円、営業利益は5.5%増の866億5800万円、税引前利益は13.5%増の1070億3200万円、当期純利益が17.2%増の738億6700億円でした。
国内では売上高の減少がみられましたが、北米、欧州、アジアオセアニア地域での車両生産量が伸びたことで売上全体が増加しました。減益は研究開発費等の積極的投資によるものです。
一方2016年通期業績予想は売上収益は3.7%増の4兆4700億円、営業利益は14.7%増の3800億円、税引き前利益は11.3%増の4140億円、当期利益は8.4%増の2800億円、の見通し、年間配当金は10円増の120円とする方針です。
前提となる通期の想定為替レートは、1ドル=119円、1ユーロ=130円としているため、為替差益が膨らむと業績の上方修正も期待できると思います。300億円の自社株買いや配当性向を35%とする方針も株主還元に前向きで評価したいです。