井関農など農機関連株が買われる、TPP大筋合意で農業ICT化推進の思惑

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/10/05 09:42
 井関農機<6310.T>がカイ気配で始まり、寄り付き時点で8月24日取引時間中以来となる200円台を回復した。同社は稲作向けを主力とする農業機械の大手で、スマート田植機の開発や農業生産者向けクラウドサービスなどICT化戦略で先駆する。今回最終的な閣僚会合として注目されていた米アトランタで開催の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉は、参加12カ国が大筋合意に達する見込みとなった。これを受けアベノミクスが推進する成長戦略のひとつである農業分野強化の思惑が、同社など農機メーカーのビジネスチャンスに結び付くとの期待につながり買いを誘っている。このほか、丸山製作所<6316.T>クボタ<6326.T>なども同様の背景で物色資金を呼び込んでいる。

井関農の株価は9時35分現在190円(△14円)
丸山製の株価は9時35分現在199円(△8円)
クボタの株価は9時35分現在1702.0円(△54.0円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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