米中首脳会談は「歴史的大失敗」?
いよいよ10月がスタート。
本日は米国では新会計年度、中国では国慶節(~7日)の大型連休に入る初日。この両国といえば、先週米中首脳会談がホワイトハウスで行われ、習近平国家主席が初の国賓としての訪米ということで内外の注目を集めていたものの、その“温度差”の違いが浮き彫りになる異例の会談に。
水面下では訪米前から一悶着あった模様で、ちょうど習近平国家主席の米国初訪問とフランシスコ・ローマ法王の訪米タイミングが重なり、中国側は法王の訪米をずらすよう再三米国側に要請していたとのこと。その中国側の懸念が見事に的中する形で、米国では独フォルクス・ワーゲン(VW)問題とローマ法王の話題で持ち切りとなり、「歴史的訪問」と意気込んでいた中国はまさに“肩すかし”を食らった形。ホワイトハウスを公式訪問する前に西海岸で旅客機300機を「爆買い」した習主席ですが、結局サイバー攻撃の証拠を突きつけられ、当初目的であった『新型大国関係』を築くこともなく、訪米自体が「歴史的大失敗」との一部酷評も。
依然不透明感が消えない中国経済ですが、この“訪米ショック”が連休明けとなる来週8日にどのような形で上海市場に反映するのでしょうか?
本日は米国では新会計年度、中国では国慶節(~7日)の大型連休に入る初日。この両国といえば、先週米中首脳会談がホワイトハウスで行われ、習近平国家主席が初の国賓としての訪米ということで内外の注目を集めていたものの、その“温度差”の違いが浮き彫りになる異例の会談に。
水面下では訪米前から一悶着あった模様で、ちょうど習近平国家主席の米国初訪問とフランシスコ・ローマ法王の訪米タイミングが重なり、中国側は法王の訪米をずらすよう再三米国側に要請していたとのこと。その中国側の懸念が見事に的中する形で、米国では独フォルクス・ワーゲン(VW)問題とローマ法王の話題で持ち切りとなり、「歴史的訪問」と意気込んでいた中国はまさに“肩すかし”を食らった形。ホワイトハウスを公式訪問する前に西海岸で旅客機300機を「爆買い」した習主席ですが、結局サイバー攻撃の証拠を突きつけられ、当初目的であった『新型大国関係』を築くこともなく、訪米自体が「歴史的大失敗」との一部酷評も。
依然不透明感が消えない中国経済ですが、この“訪米ショック”が連休明けとなる来週8日にどのような形で上海市場に反映するのでしょうか?