明日の東京株式市場見通し
10日の東京株式市場は、きょうの急反騰の勢いが継続することが予想され、日経平均株価は続伸となりそうだ。
きのうの日経平均株価は、終値で2月3日以来、7カ月ぶりの安値水準となったのに加え、昨年末(12月30日)終値の1万7450円も割り込んだ。市場関係者からは「往って来いの水準まで下げて、多くの市場参加者は“アク抜け感が出てそろそろ底が入る可能性もあるのでは”との心理状態になっていた」との見方が出ていた。
今月に入って日経平均株価が下げ基調を強めるなか、日本取引所が集計・発表している空売り比率(売買代金に占める比率)が連日40%を超える異例の高水準となっていたことから、大きく膨らんでいた空売りの買い戻しが一気に入り、スパイラル的に上昇が加速した。
9日の東京株式市場は、朝高後も水準を順次切り上げ、後場終盤に一気に上げ足を加速した。日経平均株価終値は、前日比1343円43銭高の1万8770円51銭と急反騰した。上げ幅は1994年1月31日の1471円以来21年7カ月ぶりの大きさとなった。
きのうの日経平均株価は、終値で2月3日以来、7カ月ぶりの安値水準となったのに加え、昨年末(12月30日)終値の1万7450円も割り込んだ。市場関係者からは「往って来いの水準まで下げて、多くの市場参加者は“アク抜け感が出てそろそろ底が入る可能性もあるのでは”との心理状態になっていた」との見方が出ていた。
今月に入って日経平均株価が下げ基調を強めるなか、日本取引所が集計・発表している空売り比率(売買代金に占める比率)が連日40%を超える異例の高水準となっていたことから、大きく膨らんでいた空売りの買い戻しが一気に入り、スパイラル的に上昇が加速した。
9日の東京株式市場は、朝高後も水準を順次切り上げ、後場終盤に一気に上げ足を加速した。日経平均株価終値は、前日比1343円43銭高の1万8770円51銭と急反騰した。上げ幅は1994年1月31日の1471円以来21年7カ月ぶりの大きさとなった。