薄商いの中、底値を切り上げる展開を予想
今週は9月3日(木)と9月4日(金)が抗日戦勝記念日で中国の株式市場は休場。抗日戦争勝利70周年を記念する軍事パレードが予定されていることもあり、先物の売りは厳しく制限され、国有企業からの売りも出にくい環境にあると思います。ちなみに8月27日(木)と28日(金)の上海総合指数の上昇も、中国政府系の買い支えによる上昇との観測もあります(上昇に大きな資金が必要な大型株が引け間際に急騰しているためです)。さらに、9月1日に中国国家統計局と中国物流購入連合会が発表する中国公式製造業景況感指数(PMI)も、予想より良い数字が発表される可能性があります。中期的にはおそらく再度下値を試しにいくと見られる中国株ですが、今週は薄商いの中じり高の展開となると見ます。
一方、米国株もレイバーデー(労働者の日)までは方向感が出にくいことから、堅調な経済指標を受けながらの小幅な上昇を予想します。9月4日(金)夜に発表される雇用統計までは様子見の動きとなりやすいこともあります。
このような米中の状況を受けて、日本株も戻り売りを受けやすい局面であり、いずれ再度2番底を確認しにいく動きになるとは思いますが、今週までは緩やかな円安基調を受けての底値を切り上げる展開を予想します。
一方、米国株もレイバーデー(労働者の日)までは方向感が出にくいことから、堅調な経済指標を受けながらの小幅な上昇を予想します。9月4日(金)夜に発表される雇用統計までは様子見の動きとなりやすいこともあります。
このような米中の状況を受けて、日本株も戻り売りを受けやすい局面であり、いずれ再度2番底を確認しにいく動きになるとは思いますが、今週までは緩やかな円安基調を受けての底値を切り上げる展開を予想します。