調査機関の株価格付で最上位継続、アナリストが売られ過ぎ判断をした銘柄の一角

著者:木村佳子
投稿:2015/08/26 23:50

確率統計分析の一種、ボリンジャーバンド-3σタッチを果たしたことから、目先反発が狙えそうなリロ・ホールディングス8876

リロ・ホールディングスの2年分 週足 ヤフーフアイナンスより
リロ・ホールデイングス<8876>は企業社員の国内外転勤に伴う持家管理を福利厚生の一環として請け負うビジネスで好調な成績を維持している会社です。
赴任者の現地でのお困りごとの解決にも事業展開をしており、企業の海外展開推進において、派遣された社員が本来業務を推進できるよう、サポーター役を務めるビジネスも好調です。

8月7日に発表された同社の決算短信における業績見通しに伴う配当政策では、124円→141円と予想配当も増額傾向が維持される模様です。

このところの金融波瀾のきっかけの一つとなった朝鮮半島における衝突は緊張が高まっていたところから一転して南北の融和ムード醸成が図られており、オバマ大統領と安倍晋三総理とのホットラインでの話し合いもあり、中国の迅速な金融危機対応としての金融緩和や金融波瀾が起きてから出たゴールドマンサックスの強気見通しなどでそろそろ終息気運かと思います。

為替も119円台から120円台回復も時間の問題ではないでしょうか。
9月11日のSQに対する思惑からなおもアップダウンがあるかと思いますが為替とともに日経平均株価も次第に落ち着いてくるでしょう。

信用買いを積みましたばかりのところ、その出鼻を追証でくじかれた格好の個人投資家も今回被った損の修復を市場で取り戻そうという動きは続くものと思われます。

そこで今回は売られ過ぎ銘柄のリバウンド期待の一環で同社に注目してみました。

同社は証券格付機関等から買い継続、目標株価引き上げの銘柄群の一社に取り上げられており(リンク先ご参照)、チャート分析においても確率統計分析の一種といえるボリンジャーバンドにおいてマイナス3σ抵触を果たしていることから、ほぼ、目先底打ちしたとみて、少なくとも12560円程度までの戻りは期待できると思います。

買目標11610円あたりとして、短期リバウンド狙いとしてまずは検討したい銘柄です。



配信元: 達人の予想

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