あす14日の株式相場見通し
明日の東京株式市場は、週末を控えて見送り気分が強まりそうだ。日経平均株価は軟調推移を予想する。
13日の東京株式市場では、中国人民銀行が人民元について、3日連続してドルに対する基準値の切り下げを発表したことで、日経平均株価は午前10時過ぎに一時、一気に200円超急降下する場面もあった。ただ、その後は人民銀行が元相場を安定させる方針を示したと伝えられたこともあり、後場は株価指数先物主導で買い戻しが加速する展開となった。日経平均株価終値は、前日比202円78銭高の2万595円55銭と3日ぶりに大幅反発した。
市場関係者からは「11日、12日に非鉄、鉱業など資源関連の銘柄を中心に大量の空売りが入って、空売り比率が過去最高に達していたこともあり、早めの下げ止まりを見て、買い戻しが加速したようだ」との見方が出ていた。したがって、買い戻しに一巡感が出れば、手掛かり材料不足のなかで上値の重い展開となりそうだ。
日程面では、安倍首相が戦後70年談話を発表、6月の特定サービス産業動態統計確報、オプションSQ値算出に注目。
海外では、ユーロ圏4~6月期GDP、米7月の鉱工業生産・設備稼働率、米7月の卸売物価指数が焦点となる。
13日の東京株式市場では、中国人民銀行が人民元について、3日連続してドルに対する基準値の切り下げを発表したことで、日経平均株価は午前10時過ぎに一時、一気に200円超急降下する場面もあった。ただ、その後は人民銀行が元相場を安定させる方針を示したと伝えられたこともあり、後場は株価指数先物主導で買い戻しが加速する展開となった。日経平均株価終値は、前日比202円78銭高の2万595円55銭と3日ぶりに大幅反発した。
市場関係者からは「11日、12日に非鉄、鉱業など資源関連の銘柄を中心に大量の空売りが入って、空売り比率が過去最高に達していたこともあり、早めの下げ止まりを見て、買い戻しが加速したようだ」との見方が出ていた。したがって、買い戻しに一巡感が出れば、手掛かり材料不足のなかで上値の重い展開となりそうだ。
日程面では、安倍首相が戦後70年談話を発表、6月の特定サービス産業動態統計確報、オプションSQ値算出に注目。
海外では、ユーロ圏4~6月期GDP、米7月の鉱工業生産・設備稼働率、米7月の卸売物価指数が焦点となる。