ＩＦＩＳが続伸、１４日付で東証１部市場指定を好感

　アイフィスジャパン<7833.T>が続伸。前週末７日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受け、８月１４日付で東証２部市場から東証１部市場銘柄へ指定されることになったと発表しており、ＴＯＰＩＸ連動ファンドなどによる買い需要を先取りする形で買われているようだ。投資信託の目論見書などの印刷・配送を主力に、機関投資家や個人投資家向けに証券調査レポートや業績予想コンセンサスデータなどの閲覧サービスを展開する金融情報サービスベンダー。１５年１２月期連結業績は、売上高４３億円（前期比１６．０％増）、経常利益５億５０００万円（同４０．１％増）を見込んでいる。
　また、市場変更に伴い立会外分売を実施するとあわせて発表した。３６万１０００株を８月２６日から２８日に実施する予定で、分売値段は分売実施日前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する予定。買付申込数量の限度は顧客１人につき５０００株（売買単位１００株）。株式の分布状況の改善と流動性の向上を図ることが目的としている。

ＩＦＩＳの株価は９時２８分現在６２３円（△１８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）