検体検査領域で世界トップ10、血球計数分野で世界シェアNo.1。海外売上比82%のグローバル企業
検体検査機器・試薬で世界シェア4位。世界150か国以上で事業展開しその海外売上比率は8割を超え、円安の恩恵を受けています。
検体検査では、機器、試薬、ソフトウェアが必要ですが、同社はワンストップで行っているのでストックモデル型の利益構造が構築できていると言えます。どういうことかというと、検体機器の販売が専用試薬、サポートサービスの売上に繋がるということです。その道のパイオニア企業から事業買収を行い新な成長分野へ積極投資していることなど成長戦略も着実に行っています。
欧米先進国で医療費抑制と制度改革に取り組んでいることと(米国では、無保険者の解消に向けた動きが本格化)、中国で、都市・農村での医療サービスの格差解消を目指し、医療保険制度を含む医療制度改革が推進されていることから、地域別に見ると、特に構成比率の高いEMEA(ヨーロッパ、中東及び アフリカ)や中国、そして米国の売上が大きく伸びており業績は堅調に拡大。
同社は創業当初から海外展開を視野に成長を続け、現在、海外現地法人は40以上、世界190か国以上で事業展開し、海外売上比率が82%まで成長。日本市場が医療費削減政策による需要減で鈍化する一方、同社は成長する海外市場で事業拡大を続けることができています。
加えていえば、有利子負債ゼロ、自己資本比率68.0%と財務安全性も優良な企業です。
2015年3月期の業績は売上が20.0%増の2213億7600万円、営業利益が35.1%増の444億1100万円、経常利益が36.0%増の459億5500万円、純利益が29.5%増の266億3800万円となりました。
そして2016年の通期の業績予想は売上が10.7%増の2450億円、営業利益が12.6%増の500億円、経常利益が8.8%増の500億円、純利益が19.4%増の318億円。年間配当は2円の増の40円に増配の方針です。これは、16期連続増収、7期連続増益の見通しとなります。
検体検査では、機器、試薬、ソフトウェアが必要ですが、同社はワンストップで行っているのでストックモデル型の利益構造が構築できていると言えます。どういうことかというと、検体機器の販売が専用試薬、サポートサービスの売上に繋がるということです。その道のパイオニア企業から事業買収を行い新な成長分野へ積極投資していることなど成長戦略も着実に行っています。
欧米先進国で医療費抑制と制度改革に取り組んでいることと(米国では、無保険者の解消に向けた動きが本格化)、中国で、都市・農村での医療サービスの格差解消を目指し、医療保険制度を含む医療制度改革が推進されていることから、地域別に見ると、特に構成比率の高いEMEA(ヨーロッパ、中東及び アフリカ)や中国、そして米国の売上が大きく伸びており業績は堅調に拡大。
同社は創業当初から海外展開を視野に成長を続け、現在、海外現地法人は40以上、世界190か国以上で事業展開し、海外売上比率が82%まで成長。日本市場が医療費削減政策による需要減で鈍化する一方、同社は成長する海外市場で事業拡大を続けることができています。
加えていえば、有利子負債ゼロ、自己資本比率68.0%と財務安全性も優良な企業です。
2015年3月期の業績は売上が20.0%増の2213億7600万円、営業利益が35.1%増の444億1100万円、経常利益が36.0%増の459億5500万円、純利益が29.5%増の266億3800万円となりました。
そして2016年の通期の業績予想は売上が10.7%増の2450億円、営業利益が12.6%増の500億円、経常利益が8.8%増の500億円、純利益が19.4%増の318億円。年間配当は2円の増の40円に増配の方針です。これは、16期連続増収、7期連続増益の見通しとなります。