タキロンが後場大幅安、住宅資材・管工機材市況の低迷などで9月中間期業績予想を下方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/08/07 14:37
 タキロン<4215.T>は朝方から前日終値を挟んで小動きを続けていたが、後場終盤になって大幅安となっている。午後2時20分ごろ、第2四半期累計(4~9月)連結業績見通しについて、売上高を従来予想の380億円から340億円(前年同期比2.6%減)へ、営業利益を同21億円から11億円(同43.3%減)へ、純利益を同14億円から7億円へ(同41.7%減)へ下方修正しており、これが嫌気されている。戸建て住宅の新設住宅着工戸数の減少を背景とした住宅資材・管工機材市況の低迷に加えて、住宅・非住宅向けの採光建材の市況が低迷していること、さらにマンション床改修向け市況が低迷していることなどが要因としている。
 なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高167億2000万円(前年同期比4.5%減)、営業利益6億1300万円(同50.0%減)、純利益4億4900万円(同37.3%減)だった。
16年3月期通期業績予想は、売上高800億円(前期比13.7%増)、営業利益53億円(同45.7%増)、純利益34億円(同56.8%増)の従来予想を据え置いている。

タキロンの株価は14時30分現在505円(▼32円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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