<動意株・5日>(大引け)=日水、科研薬、日産化など
日本水産<1332.T>=後場急騰。同社はきょう午後1時に、16年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。経常利益は68億9200万円(前年同期比14.1%増)となり、上半期計画83億円に対する進捗率は83.0%に達した。売上高は1606億5100万円(同5.9%増)で着地。食品事業が北米や欧州で好調で、売上高が804億1300万円(同9.1%増)に伸びたことなどが寄与した。なお、上半期および通期の業績見通しは従来計画を据え置いている。
科研製薬<4521.T>=後場急伸。同社はきょう午後1時30分に、16年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は92億3400万円(前年同期比2.3倍)となり、上半期計画105億円に対する進捗率は87.9%に達した。売上高は276億3300万円(同28.7%増)で着地。昨年9月に発売した爪白癬治療剤「クレナフィン」が順調に売り上げを伸ばしたほか、関節機能改善剤「アルツ」や癒着防止吸収性バリア「セプラフィルム」なども堅調に推移した。なお、上半期および通期の業績見通しは従来計画を据え置いている。
日産化学工業<4021.T>=後場一段高。同社はきょう午後1時に、16年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。経常利益は102億4000万円(前年同期比10.2%増)となり、上半期計画136億円に対する進捗率は75.3%に達した。売上高は451億9000万円(同6.4%増)で着地。農業化学品部門では水稲用除草剤「アルテア」の販売量が増加したほか、機能性材料部門ではディスプレー向け材料が堅調に推移した。なお、上半期および通期の業績見通しは従来計画を据え置いている。
丸和運輸機関<9090.T>=一時ストップ高。同社は小売業に特化した3PL(サードパーティー・ロジスティクス)。3PLは荷主に対して物流コスト削減などの改革を提案し包括的な業務受託を行うが、同社は低温物流で高実績を有し、食品スーパー向けで需要を取り込むほか、医薬や雑貨でも強みを持つ。同社が4日取引終了後に発表した16年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が143億5000万円(前年同期比11.4%増)、本業のもうけを示す営業利益は8億8800万円(同2.6倍)と高い伸びを示した。
タイガースポリマー<4231.T>=急伸。同社はきょう午前11時に16年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は5億7800万円(前年同期比45.7%増)となり、上半期計画10億円に対する進捗率は57.8%に達した。売上高は96億9000万円(同6.8%増)で着地。国内売上高は減収となったが、米州売上高が37億600万円(同37.6%増)に伸びたことがカバーした。なお、上半期および通期の業績見通しは従来計画を据え置いている。
日本エアーテック<6291.T>=大幅反発。4日の取引終了後、15年12月期の単独業績見通しについて、売上高を従来予想の72億円から76億円(前期比8.6%増)へ、営業利益を同1億2000万円から2億1000万円(同2.6倍)へ、純利益を同1億5000万円から1億8500万円(同34.1%増)へ上方修正したことが好感されている。上期にクリーンルームの販売増から売上高が増加したことに加えて、見積り精度の向上や大口案件の選択受注などを実施したことが寄与したという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
科研製薬<4521.T>=後場急伸。同社はきょう午後1時30分に、16年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は92億3400万円(前年同期比2.3倍)となり、上半期計画105億円に対する進捗率は87.9%に達した。売上高は276億3300万円(同28.7%増)で着地。昨年9月に発売した爪白癬治療剤「クレナフィン」が順調に売り上げを伸ばしたほか、関節機能改善剤「アルツ」や癒着防止吸収性バリア「セプラフィルム」なども堅調に推移した。なお、上半期および通期の業績見通しは従来計画を据え置いている。
日産化学工業<4021.T>=後場一段高。同社はきょう午後1時に、16年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。経常利益は102億4000万円(前年同期比10.2%増)となり、上半期計画136億円に対する進捗率は75.3%に達した。売上高は451億9000万円(同6.4%増)で着地。農業化学品部門では水稲用除草剤「アルテア」の販売量が増加したほか、機能性材料部門ではディスプレー向け材料が堅調に推移した。なお、上半期および通期の業績見通しは従来計画を据え置いている。
丸和運輸機関<9090.T>=一時ストップ高。同社は小売業に特化した3PL(サードパーティー・ロジスティクス)。3PLは荷主に対して物流コスト削減などの改革を提案し包括的な業務受託を行うが、同社は低温物流で高実績を有し、食品スーパー向けで需要を取り込むほか、医薬や雑貨でも強みを持つ。同社が4日取引終了後に発表した16年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高が143億5000万円(前年同期比11.4%増)、本業のもうけを示す営業利益は8億8800万円(同2.6倍)と高い伸びを示した。
タイガースポリマー<4231.T>=急伸。同社はきょう午前11時に16年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は5億7800万円(前年同期比45.7%増)となり、上半期計画10億円に対する進捗率は57.8%に達した。売上高は96億9000万円(同6.8%増)で着地。国内売上高は減収となったが、米州売上高が37億600万円(同37.6%増)に伸びたことがカバーした。なお、上半期および通期の業績見通しは従来計画を据え置いている。
日本エアーテック<6291.T>=大幅反発。4日の取引終了後、15年12月期の単独業績見通しについて、売上高を従来予想の72億円から76億円(前期比8.6%増)へ、営業利益を同1億2000万円から2億1000万円(同2.6倍)へ、純利益を同1億5000万円から1億8500万円(同34.1%増)へ上方修正したことが好感されている。上期にクリーンルームの販売増から売上高が増加したことに加えて、見積り精度の向上や大口案件の選択受注などを実施したことが寄与したという。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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