ジーンテクノが大幅５日続伸、第１四半期営業損益黒字転換で通期計画を上回る

　ジーンテクノサイエンス<4584.T>が大幅５日続伸で、一時、前週末比６５０円（２０．０％）高の３９００円まで上昇し、１３年１０月以来の３９００円台乗せとなった。前週末７月３１日に発表した第１四半期（４～６月）単独業績が、売上高５億４４００万円（前年同期ゼロ）、営業利益３９００万円（同２億１３００万円の赤字）、純利益５５００万円（同１億８８００万円の赤字）と黒字転換し、１６年３月期通期予想の売上高１０億２２００万円（前期比３．２倍）、営業損益６億２００万円の赤字（前期８億２４００万円の赤字）、最終損益５億７５００万円の赤字（同７億９２００万円の赤字）を損益面で上回っていることが好感されている。バイオ後続品事業で、富士製薬工業<4554.T>と持田製薬<4534.T>による好中球減少症治療薬「フィルグラスチムＢＳ」の販売が順調なことが業績を牽引したという。

ジーンテクノの株価は１１時３０分現在３６７５円（△４２５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）